はじめに
おはようございます。なのと申します。初投稿なので簡単に自己紹介をさせていただきます。大学受験期に最強リーグを見てぷよを初め、それから4年くらいになります。くそ長い記事ですがよろしくお願いします。
ぷよぷよのリーグ戦は現在、公式大会やおいうリーグ、飛車リーグなど全てといっても過言ではないリーグ戦で順位の決定方法を「勝利数 > 得失点(取った本数と取られた本数の差) > 直接対決」の順番で決めています。勝利数が同じ場合は得失点で順位を決め、それでも同じ場合は直接対決で順位を決めるというものです。勝利数が一番なのは当たり前ですが、「得失点 > 直接対決」の部分はどうでしょうか?自分は「直接対決 > 得失点」の順番で決めるべきだと思います。なぜか誰もこのことを指摘している人がいない感じなので記事を書いてみました。
直接対決を優先すると結果が変わる例。イラストはソウマさんリスペクトです
直接対決を重視する理由
直接対決を重視する理由として以下の点があると思います。
1. ぷよぷよの試合、特に連戦では「格付」をするためのものだから
2. 得失点が優先されるとリーグ戦の強い人は勝つときは圧勝、負けるときは接戦になってしまうから
3. リーグ戦の最後のほうの試合では試合中に順位が確定することが多いから
それぞれについて解説していきます。
地獄の始まり
ぷよぷよの試合、特に連戦では「格付」をするためのものだから
「リーグ戦で勝利数が同じでそいつに直接対決に勝ったのに得失点で負けた俺のほうが強いのに」という経験をしたぷよらーは少なくないと思います。自分もこれにずっと納得できません。これは試合を格付と考えているからだと思います。
ぷよらーの性質として連戦が大好きでこれを格付と考えています。これに勝つことで気持ちよくなり相手に自分のほうが上であることを示すことができます。ではなぜ連戦を格付と考えているのか?答えは長い本数をやることで試合のスコアが本来の力の差に収束するからです。2本先取のような少ない本数では運げーであるというのが元になって
どちらが本当に強いか を決めるために長い本数でやっています。
したがって連戦の本質は「勝つか負けるか」であり、2つ目の話に繋がっていきますが「何本差取って勝とう」なんてのは邪念でありパフォーマンスを落としてしまいます。なので特に試合の本数が多いときは直接対決を優先すべきだと思います。
得失点が優先されるとリーグ戦の強い人は勝つときは圧勝、負けるときは接戦になってしまうから
得失点が優先されるとこのような考え方になるのは明らかです。結論から言うとこれキモくないですか?さらに言うと勝つとき圧勝、負けるときボコボコの人と、勝つときも負けるときも接戦の人が勝率5割以上で同じ勝ち数になったとき、上の順位に行きやすいのは前者です。となると接戦になりやすい戦術をしているほうが不利になりやすくなってしまい戦い方も変わってきてしまいます。また、先述した通り「何本差取って勝とう」のようなことを考えてしまうのも戦術に影響があり、連戦の本質ではないと思います。(優先度を直接対決にしても最後のほうは考えざる場面が出てしまう時があるが圧倒的に少ない)
リーグ戦で弱い立ち回り。勝っても弱い
他にも日数をまたぐリーグ戦だとその日その日で調子が変わってきますし、何ならその日中でも調子が上がったり下がったりすることもあります。また、ぷよらー同士で相性が良かったり悪かったりすると得失点に大きな影響を与えます。(ほのおタイプしかいないリーグにくさタイプとみずタイプがいて、くさタイプとみずタイプの勝ち数が同じだったら得失点が高いのはみずタイプのほうが明らかだよね恐らく直接対決はくさタイプが勝ってるけど)
これらの要因は直接対決では考慮されにくいので、直接対決を優先することでこれらの要因を考慮することができると思います。
人によって相性あるかも?
リーグ戦の最後のほうの試合では試合中に順位が確定することが多いから
最近の試合だとおいうリーグS級の最終戦ともくん vs delta 戦で28 - 28 になった瞬間にともくんが優勝を確定しましたが、その後deltaさんが29 - 30 で試合自体には勝利しました。これ後味悪いし盛り上がりに欠けませんか?試合に勝って勝負に負けたみたいなやつですか?納得できません。他にも30 - 10 で勝てば順位上げられるけどそれ以降は勝っても負けても変わらないとなると11本目以降は消化試合になってしまうことが多くなってしまいます。これも連戦の本質ではないです。あくまでその試合に勝つことが重要なのに途中で意味がなくてしまうのは良くないと思います。
直接対決を優先してもそのようなことが起こってしまう場合がありますが、得失点を優先するよりは少ないと思います。また、4人リーグでは試合の順番を工夫することにより、最終戦で1位が確定するような方法があります。これはゲームセンターWILLのしぶたにさんがおっしゃっていた方法で、A, B, C, Dが居るとします。1戦目と2戦目にA vs B, C vs Dをやり、3戦目と4戦目にAとB、CとDの勝者と敗者同士でやるという方法です。これにより最終戦で1位が確定するような試合を作ることができます。この方法は直接対決を優先することにより、1つのパターンを除き、最終戦が終わったときに1位が確定するような試合を作ることができるので、直接対決を優先することの利点の一つだと思います。
得失点が優先されている原因
というわけでさっきまで得失点をネガキャンしてきましたが得失点が優先されていることにも原因があると思うので簡単に考察していきます。
まずは一番最初がそうでそのままを引き継いでいるからというのがあると思います。最初に考えた人が誰かは知りませんがこれが一番の原因だと思います。なぜ最初に考えた人が得失点を優先していたのかというとサッカーが好きだったからというのが考えられます。実はメジャーなスポーツの中でサッカー以外はほとんど直接対決が優先されています(自分調べ例外多数あり)。つまりそういうことです。
止められない
しかし、ぷよの長い歴史の中でそれを指摘する人はいなかったのでしょうか?これは思っても大会を主催してくださっている方に頭が上がらないことやぷよらーの脳みそがぷよでできており、ぷよ以外のことは考えられないこと、指摘してきた人が消されてきたなどの理由があると思います。
まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございます。できる限りふざけたかったのですがかなり真面目な文章になってしまいすいません...
まとめさせていただきますと、ぷよぷよのリーグ戦は「直接対決 > 得失点」で決めるべきだと思います。試合はどちらが強いか格付するものであり、その試合に勝つことだけに集中することがベストだと思います。また、エンタメ的にも直接対決を優先することで盛り上がると思います。
サッカーの話に戻りますがサッカーは1点の重みが大きいので得失点を優先しているのではないでしょうか?なのでその考え方に則ると「本数が多いときは直接対決を、本数が少ないときは得失点を優先する」というのが良いのではないかと思います。特に個人的には10本先取以上の試合では直接対決を優先するべきだと思います。
最後に大会を開催していただいている方々には感謝しかありませんが、少しでもこういう考え方があるのだということを知っていただければ幸いです。
格付完了!!
つまり1先大会が†最強†ということですね
直接対決の結果の反映の派生で、例えば6人リーグで4勝1敗が3人3すくみでいた場合には、得失点差で並べる時に4勝1敗ではない他の3人との得失点は除外して4勝1敗組の中だけで得失点差を計算したほうがいいと思っていました!
(でも自分で大会やるぜってなったとしたらtonamelなどのツールに合わせるかなあ)
エンタメの観点などから直接対決を優先するのは結構納得できて,導入を検討する価値があると思います.
しかし私の意見では,それと同程度に得失点差を優先するのも納得できます.
というのも,連戦においては勝敗結果よりも本数の方が実力差を「詳細に」反映すると思うからです.
言い換えれば,連戦の本質は「連戦であること」である,ということです.
極端な例として,例えば30先の4人リーグ戦を考えます.
2勝1敗の人が2人(A・Bとする)いて,それぞれの結果がA「30-29/30-29/29-30」,B「30-29/30-29/0-30」だったとします.
この場合BはAに直接対決で勝っていますが,私の感覚ではAが1位になるべきだと思います.
まとめると,リーグ戦順位付においては,第一に勝利数を考慮する,すなわち「勝敗」を優先しますが,勝敗の考慮に起因する振れ幅の大きさを,第二に得失点差を考慮する事で吸収しているのではないでしょうか?
昔,最強リーグで本数差が少ない場合は敗者にもポイントが加算されるシステムがあったと記憶していますが,それはこの考え方を取り入れたものだと(勝手に)思っています.
追記:タイプの例がよく分かりませんでした.炎タイプばかりのリーグがある場合,ぷよらー全体として炎タイプのプレイヤーが多い確率が高いはずです.その場合,仮に水タイプが草タイプに弱かったとしても,「ぷよらー全体に多い炎タイプ」に強い水タイプがより強く扱われるのは自然ではないでしょうか?
まずは、大会中に格付けをしようとしているプレイヤーはいないと考えられるでしょう。
特定人物との格付けがしたいのならば「お前と俺、どっちが上かはっきりさせてえから〇月〇日決闘だ」とすればいいですし、対戦者との格付けをしたいというプレイヤーの感情は大会運営者には関係のないことです
で、感情的な話にはなるのですが、リーグ表で同席した以上リーグ表に乗っている同じメンバーは、例えばプロプレイヤーとその日始めたばかりのプレイヤーが同席したとして、全員一律に同レベルの人間とみなすというリスペクト的側面もあるんじゃないかなと思います
だからこそ、勝ち負け云々より負けたにしてもどれだけ肉薄したか、あるいは離されたかを重要視するのではないでしょうか。
要は20本先取×4人ではなく、4人で80本に最も近づいた人を勝者とする戦いをしていると考えてみるといいんじゃないのかな、と思います
スイスドローのようにオポネント値があるとまた違うんじゃないのかなとも思いますけどね
試合結果の前に勝敗判定がついてしまうのは萎えるという意見は、マジでわかります
そこはどの運営者も気を使ってほしいですよね
同率1位で並んだ場合、直接対決で勝利したということは、格下に取りこぼしたということになります
だから、安定して強いのはどちらか、というのは、どこに勝ったかよりも、どれくらい得失点差がついたか、という考えになるのかなと思います