勝つ博打速攻2ダブ

#ぷよらーアドカレ2025

こんにちは。2ダブです。
トップバッターの記事ですが、私はせっかちなので早速ですが勝つ博打速攻2ダブを紹介します。

1.勝つ博打速攻2ダブとは

具体例を先に上げたほうがわかりやすいと思うので画像を載せます。


ここから順を追って説明していきます。

2.博打速攻2ダブに対する相手の回答の分岐


勝つ博打速攻2ダブはここらへんのタイミングで打つことが多いです。自分の感覚的には中盤戦の入り始めの部分ぐらいを想定してます。
この状況の場合、大まかに分けて以下のルートに分岐していきます。
 

2ダブへの対応	動き方	注意点
対応なし	詰めて勝ち	カウンターには注意/追撃はなるべく短く
2ダブ相当の火力	一旦様子をうかがう/割子狙い	深追いは基本的にNG
4連鎖相当の火力	追撃/カウンター/3.5段以上の火力なら割子狙い	基本的には悪手なので打たないほうがいい
5連鎖以上	本線伸ばし	基本的に連鎖尾側で伸ばす

赤字の部分は個人的に重要な部分だと思っているところです。連鎖尾側で伸ばす理由については後述します。

4連鎖対応の回答が博打速攻2ダブに対する最大の天敵であり、対応された場合はカウンターを組むか追加の攻撃をしなければならないため後手に回りがちになります。従って、基本的には打つべきではないと思います。
ただ、3.5段以上の火力を出せた場合は少し話が変わってきます。確かに3、4連鎖対応の場合は明確な回答になりますが、連鎖が終わるまでの時間が長いのが弱点です。対して博打速攻2ダブの場合で早く3.5段以上の火力を送れた場合は割子が狙いやすいです。 綺麗に割子が決まった時の動画

3.博打速攻2ダブを打ったあとの地形


勝つ博打速攻2ダブを成立させるには必ず発火点は綺麗にしてください。更に可能なら連鎖尾も組みやすいのが望ましいです。ここがただの博打速攻2ダブと勝つ博打速攻2ダブの大きな違いだと思います。
理由は、博打速攻2ダブを撃った後に相手に本線を打たせる→伸ばして勝ちのルートができず、むしろ負け筋になることが多いからです。また、連鎖尾になりやすいような形も作れると次の工程で楽になることが多いです。

色々な連鎖尾の例
頭の中ですぐに連鎖尾が思いつくまで練習をして、どうぞ。

4.伸ばし方


博打速攻2ダブを打った場合、大体は刺さるか本線を打たれるかの2択になります。今回は、本線を打たれた場合について解説します。
伸ばし方はツモが偏ったりしない限り絶対に連鎖尾で伸ばしてください。勝つ博打速攻2ダブで伸ばしを成立させる場合、使えるぷよ量がギリギリで頭伸ばしをしてしまうと伸ばし方に縛りがかかってしまうため火力不足になりやすいです。

例としてGTR部分で伸ばすルートを考えた場合はゾロが来ないと厳しいです。また、無理にABの組み合わせで作ろうとするとちぎりが発生したり消えないぷよが増えたりして時間と火力が足りなくなる場合が多いです。
対して連鎖尾で伸ばして場合は様々なパターンの伸ばしがあり、縛りが緩いので火力を出しやすいです。その分組む難易度は高いですがそこは練習してください。

5.勝つ博打速攻2ダブを成立させるには

ここでは特に重要だと思う点を2点挙げます。

①連鎖尾伸ばし
前述した通り特に重要な点です。勝つ博打速攻2ダブをしなくてもそう腐るものではないと思うので習得しましょう。
②大連鎖
「博打速攻2ダブと真逆のことなのになんで？？？」と思う人が多いですが、真逆だからこそ重要という結論に至りました。理由は、博打速攻2ダブと大連鎖勝負の回答方法にあります。
博打速攻2ダブの場合、相手が警戒して中盤寄りになることが多いです。対して大連鎖勝負の場合、相手も大連鎖を組まないといけなくなります。
この真逆の組み方をしないといけない点が重要で
・中盤寄りになる→大連鎖打たれて負け
・大連鎖を組む→博打速攻2ダブが刺さって負け
この二択ができるため相手に博打速攻2ダブをしてくるか、大連鎖勝負をしてくるかで揺さぶりをかけることができ、博打速攻2ダブを成立させやすくする事ができます。(逆に自爆することもありますが...)

6.まとめ

色々書いてきましたが、ただの博打速攻2ダブと勝つ博打速攻2ダブの明確な違いを答えます。
ただの博打速攻2ダブは相手に速攻2ダブが刺さるか刺さらないかの博打を仕掛ける、という意味ですが、勝つ博打速攻2ダブは相手に本線を打たせて伸ばしが決まるか決まらないかの博打を仕掛ける、という意味も含まれています。また、勝つ博打速攻2ダブを成立させるのは残しや連鎖尾技術のようにただ単に2ダブを打つだけでは成立しない要素もあります。
相手が丹精込めた連鎖を無慈悲に潰す快感は病みつきになるので皆様も是非やってみましょう。
連戦時に流れを変える戦術としては強力なので皆様も試してみたらいかがでしょうか。