ぷよぷよカップ・ぷよぷよチャンピオンシップや、e-SportsMAXのぷよ大会をはじめ、多くのぷよぷよイベントはぷよぷよ通ルールを採用しています。
そもそもとはぷよぷよ通ルールどのようなものなのかぼんやりとしか把握していない人もいるかと思います。
今回はぷよぷよ通のルールについて簡単に説明します。
e-Sportsとしてのぷよぷよを観戦する際の参考になるかと思います。
・通ルールは1994年登場のぷよぷよ通を踏襲したルールのことで、ゲームバランスの良さから最も多くプレイされています
・通ルールは初代ぷよとぷよクエなど番外編を除く本編ぷよぷよのソフトすべて?に収録されています
・機種ごとに少しずつ仕様が違います
・ぷよは4色降ってきます(5色のうち1色は降ってきません)
・左右移動、左右回転をします
・普通はお互い中辛でやります
・キャラクターのボイスがついています
・フィールドは6*14マスで、上2段は画面外で見えません
・13段目と14段目を含めて4つくっつけても消えません(以下の図が2連鎖になります)
・14段目にぷよを置くとゲームが終わるまで引っかかったまま落ちてきません
・ぷよを4つ以上繋げて消すと点数が入り、70点ごとに透明なおじゃまぷよを送れます
・おじゃまぷよは色ぷよを消すと一緒に消すことができます
・でもおじゃまぷよを消しても点は入りません
・多く繋げるとより多く点が入ります(ただし11個まで。直接くっついてなければ別カウント)
・2色以上同時消しでも点が多く入ります
・連鎖をすると連鎖が大きいほど多く点数が入ります
・全部ぷよを消すと全消しという文字が出て、次に何か消すと相手におじゃまが5段降ります
・1連鎖全消しをしても15連鎖全消しをしてもボーナス点は変わりません・・・
・お互いおじゃまを送り合うと相殺されます。7個 VS 5個だった場合2個だけ降ります
・3列目12段目が埋まると負けです
→つまり、相手の3列目12段目を埋めるために攻撃をします
相手に12段おじゃまぷよを落とすのなら5連鎖をできればいいのですが、相殺ルールがあるため5連鎖ぴったりだと相手に6連鎖をしたときに負けてしまう。
6連鎖だと7連鎖に勝てず、7だと8に・・・の要領でほとんどのプレイヤーはなるべく大きい連鎖を組みます。
そして大きい連鎖に加えて、2連鎖8個消しのように短時間で多くのおじゃまぷよを送って相手を邪魔するという戦法が選択肢に入ってきます。
このことから、ぷよぷよ通は戦略が無数にあり人それぞれの個性が出ます。
序盤に一気に攻めてしまう人、連鎖が組めたぐらいで邪魔する人、大連鎖重視の人・・・
そして連鎖の形も人それぞれで、形が同じでも手順が違うことが多いです。
●さいごに
ぷよぷよ通は戦略が無数にあるゲームです。
観戦の際はプレイヤーの個性に注目してみてはいかがでしょうか。
自分でぷよぷよのプレイを始めるときは、とことんぷよぷよや弱いコンピュータ相手で消えなくてもいいので思いつく限りの置き方を試してみてください。
いろいろな発見があると同時に、自分なりの楽しみ方や次にやりたいことが分かってくると思います。