※はじめに ここに出てくる要素や単語は私が勝手に考えたもので一般的ではないことをご了承ください。
凝視とは
試合中に相手のフィールドを見ること。
相手の本線が終わるタイミングや催促の大きさを認識することで、適切に伸ばし・対応をできるようにする。
中級以上の試合では必須のテクニックと言える。
上級者はフィールドのみでなく相手のネクスト・ネクネクも見て行動を決める。
さて、今回はこの【
見る】部分について書こうと思います。
凝視の手段は、大きく3要素に分けられます。
1. 瞬間凝視
まったく凝視してません!!!って人でも大体は相手から連鎖音が聞こえたらパッと目線をうつしますよね?(その凝視結果が正確かどうかはさておき)
こういった相手のフィールドを一瞬見る行動を、私は【
瞬間凝視】と呼んでいます。
どういった場面で使うかというと
- 相手が全消しを取れるかどうか
- 相手の土台が速攻かどうか
- (自分が催促を作ったとき)相手に何か手があるか
- (相手から連鎖音がしたとき)相手が何を打ってきたか
などが挙げられます。
瞬間凝視は
ほぼ全てのプレイヤーがやっているはずです。
一瞬で見て相手の連鎖をどの程度把握できるかの精度、それに伴い自分の行動をどうするかまでの判断の速さが重要になります。
私の場合は判断速度を上げるために選択肢を極力少なくすることもあります。
例)相手の催促に対して
小連鎖→2ダブ
でっかい→本線じゃないなら即本線
の二択のみで戦うなど。
2. 連続凝視
相手のフィールドを見続けることを【
連続凝視】と呼んでいます。
いやそんなん無理でしょwってなりますが、ポイントを押さえれば意識しやすくなります。
一つは「
周辺視野で見る」こと。
周辺視野で見るものは具体的なものじゃなくて良くて、
なんか相手連結めっちゃ多いな~とか、相手動きおかしいけど置きミスしたか?とか
そういったレベルのものです。
ぼんやりでもいいから連続的に見ることで
判断のきっかけを作ることができます。
一つは「
連続して見るべき場面は見る」こと。
例)自分が長連打っている間の相手の積み、量
自分が1連鎖を打ったときに相手のどこに降るか
相手が催促を構えてから、いつ打ってくるか
こちらも次の判断のきっかけに繋がります。
3.予測
これはほぼ
しよたさんの「
凝視の技術分野」の内容です。
相手が何をしようとしているかの予測を立てる技術です。
予測立ててから動くことで、判断速度&精度のアップに繋がります(予測外したときテンパりますが、複数パターンを考えることも重要)
◆ 相手の行動に伴う予測
例)相手が置きミスっぽい動きした→
誤魔化しの催促を打ってくる可能性が高い
相手の動きが急に止まった→
こちらの隙を伺っている可能性が高い
相手が1連鎖を打ってきた→
連携の可能性が高い
相手が中~終盤にも関わらず積み速度が落ちない→
本線ガン伸ばしの可能性が高い
◆ 相手の積みに伴う予測
基本的にこの予測は
自分の組める(見える)形以上の予測はほぼ不可能です。
自身の積みのレベルによって、どの段階で予測立てられるかが変わってきます。
例)2ダブ
http://www.puyop.com/s/z00z00i01zg1zhahziicr9Aq
http://www.puyop.com/s/400yg1zg1zpahziicr9Aq
http://www.puyop.com/s/4004g04o0yj0zj0zpahziicr9Aq
http://www.puyop.com/s/800800800h00i00ro2hziicr9Aq
http://www.puyop.com/s/3002001b0hswibsrsyhziicr9Aq
暴発
http://www.puyop.com/s/g00sp0xa4Aakrsyhziicr9Aq
http://www.puyop.com/s/w00A00i00s00x84A84rsyhziicr9Aq
連携
http://www.puyop.com/s/4o4x84Ac4rsyhziicr9Aq
(※余談 黄色で一連打たれて無理無理wって言いながら本線打つと
こういうことしてくる人がいます
許さんぞdeltas....)
◆ 自身のツモに伴う予測
このゲームの基本ですが、
必ず相手と同じツモが降ってきます。
そのため、自分のツモから相手ならこうするかもしれないという予測が立てられます。
身近な例では序盤に「
このツモ全消し取られそう!?」って気付くことありませんか?アレです。
例)全消し後のツモがAB、AA、ACだった→
2回目全消し遠いしAで即消してくるかも
やたら2色ばっかくる→
イバラや2ダブの可能性があるかも
1色来ない偏りがある→
相手の必要色かも
これらの3要素の組み合わせのことを
「凝視」と私は呼んでいます。
これらはそれぞれの要素の精度、速度に作用し合います。
例)
瞬間凝視を短いスパンで何度もしていれば周辺視野で見えていた
連続凝視の結果がはっきりする。
相手から2ダブが来そうという
予測があったから対応手を構え、音が聞こえたら
瞬間凝視で量を再度確認する。
相手の飽和連鎖量を
予測し、先打ち本線を打ち、自分の連鎖中に
連続凝視で相手の量を把握し、セカンドの量を決める。
など、組み合わせの幅と精度がいわゆる
凝視力と呼ばれるものになります。
凝視をどうやったらいいのか分からない、という人は
まず何が出来ないか、何なら出来そうかを細分化し、その枠組みとしてこの三要素をヒントにしていただけたらと思います。
長文乱文失礼しました。
この記事のおかげで凝視が出来るようになりTierが一つ上がりました( ゚Д゚)y─┛~~