本投稿は,ぷよスポ発売記念で投稿した
『ぷよスポで使えるようになった戦術の話』で話した確率による潰し戦術への対策例です.
『ぷよスポで使えるようになった戦術の話』では,
相手の持っている連鎖の連鎖数に関わらず潰しは確率で成功し,その確率が高い瞬間は
相手のネクストを見ることで見つけることが出来ることを話しました.
この戦術は,序盤の速攻だけではなく,中盤以降でも相手の連鎖を把握しきれている限り言える話ではありますが,特に効果を発揮するのは,やはりぷよ量が少なくやれることの限られる最序盤でしょう.
最序盤における本戦術への対策は,色々と考えられますが,一番簡単なものは,2色以上で待つということでしょう.
言うは易く行うは難しと思われるかもしれませんが,それは前提となっている連鎖があるためです.
特にまはーらさんが現れてから先折GTRが大流行し,おいうリーグではどの試合を見ても先折GTRが見られる状況となっていますが,先折GTRは,万能の土台ではありません.
昨日の放送で
りべさんが
「土台には特性がある(戦い方の方針が決まる).GTRはコントロール向け」とコメントしているように,GTRは序盤に弱みを見せる代わりに安定した連鎖を作る折返し(土台)です.
どういうことかというと,GTRの
発火点は固ぷよで示したL字の上の
一箇所のみしか露出しておらず,その発火点を保持したまま
2色発火にすることは出来ません.(緑を3連結にすれば2色にはなるがGTRではない)
またGTR以降の連鎖も必ず,3列目の緑が消えることによって発生する段差を利用して連鎖するため,赤を無視して
真ん中に2色目の発火点を作ることも難しい形になっています.
(最も簡単に2色発火を作るには,発火点を2つ以上露出した状態の連鎖を組み,そのうち一方のみを塞ぎ頭で伸ばせば良い)
皆先折GTRだと面白くないから色んな形を組もう
と,GTRの特性として2色発火を序盤に持ちにくく速攻に弱いと話してきましたが,GTRのままでも速攻に必ず対応出来る方法があります.
それは,
発火色を合わせるということです.
言ってしまえば当たり前の話で,
相手が速攻の発火
色を引いたときには自分も同じ色を引いているので,相手の速攻が驚異である間に限り相手の発火色と同じ色の発火点を保持した状態で連鎖を組めば必ず速攻に潰されることはありません.
以前の投稿でも書きましたが,相手の形を見て自分の手順を変えましょう.
余談 : 長い時間をかけてクオリティの高い投稿をしようと思うと繰り返し再構築していく中で疲弊してやめてしまうためにこれからは直接的で短い記事を上げることが多くなると思います.そのうちそれらをまとめて一つの記事にするかもしれませんししないかもしれません.