19連鎖は色摩擦との戦いである
しかし、うまく組めば3色だけでもケニー式19連鎖を組める
抑えるべきポイントがいくつかあるため、まとめてみた
以下、図のようにそれぞれの部分を階段積み、鉤積み(下から1段目、2段目)、クッション、かんぬきと呼ぶことにする
①大原則、
上下左右に同じ色を置けない
当然であり、これから述べるすべてのポイントはこれに集約される
なお、階段積み、鉤積み部分だけであれば単純な構造であり、直前直後の連鎖や直下の色と接触しなければよい
下図では5列目に置く色がなくなっている
階段部分、鉤部分だけならば色摩擦は強くなく、むしろ、これから述べる色摩擦が可能な限り少なくなるように、色の配置をしっかり選んでいくのが重要である
②鉤部分の色摩擦といえば、
1列挟んで同じ色を使う場合、鉤積みの鉤部分(?)が間の色で覆われるように鉤部分の高さを合わせる必要がある
下図では1,3列目の赤がどうしても接してしまう
③階段の色摩擦といえば、
階段の1列目と3列目を同じ色にしてしまうとケニー式の折り返しが組めなくなる
その場合は逆折りを目指すか、さっさと消すしかない
④クッションは色摩擦が強く、階段の1,3,4列目およびかんぬきと接触するため、それらで4色すべてを使うとクッションを置けなくなる
すなわち、
階段の1,3,4列目とかんぬきは3色以内に抑える必要がある
ただし先ほど述べた通り、階段の1,3列目は同じ色にしてはいけないため、
階段の1,3,4列目でつかう色の数は減らすためには1,4列目を同じ色にするしかない
それができなかった場合(階段の1,3,4列目色がすべてばらけた場合)は、かんぬきの色を必ず階段の1,3,4列目のどれかとそろえる必要がある
逆に、クッションは階段の2列目とは絶対に接触しないため、階段の2列目とクッションを同色にすると組みやすい
下図ではクッションに使える色がなくなっている
⑤かんぬきも色摩擦は強いが、クッションほどではないと思う
かんぬきは階段の5,6列目およびクッションと接触するため残りの色を選べばよい
(階段の5,6列目が同じ色であることは当然ないが、)
クッションが階段の5,6列目のどちらかと同色だと、かんぬきの色の選択肢を2色残すことができる
逆に、先ほど述べた通りクッションは階段の4列目とはかならず別の色になり、かんぬきは階段の4列目とは絶対に接触しないため、
かんぬきと階段の4列目を同色にすると組みやすい
かんぬきに使える色がなくなる場面を想定してみたがかなり稀だと思う
⑥ケニー式に限らず起こる暴発だがまとめておく
上部のごみぷよが降ってきて起こる暴発で、特に
かんぬきとの暴発が起こりやすいので注意するしかない
クッション部分は同色のごみぷよ(画像で言うと青)が2個降ってこないと暴発しないため、暴発の可能性は低い
⑦第2折り返しで、ほかの方はやらない気もするが個人的になぜかよくやってしまうのでまとめる
この形で赤色を第2折り返しに置くと、ごみぷよを挟まない限り赤を伸ばせなくなる
形を変えることによって色の制限を緩和できるが、
緊急発火を残すためには第2折り返しは縦3を作って2色で多重にはさみこむ(画像だと青、黄)のが理想だとは思う
⑧18連鎖までならまったく気にする必要がないが、19連鎖の可能性を残すためのポイントを一つ
離れていてわかりづらいが、ケニー式19連鎖の
1連鎖目は、階段の1,2列目(のキーぷよ)、1段目の鉤の2列目、2段目の鉤の3列目、クッションと接している
これらの接している箇所の色の数を3色以下に抑えることにより、初めて1連鎖目の設置が可能となる
ただ、2段目の鉤の3列目はすぐ隣の2連鎖目であるが、その他は前半で組む箇所であり、19連鎖を目指すなら予め1連鎖目のことを考えながらそれらの色を選ばなければならない
ちなみにこれらの接している箇所の色の数は最少で2色まで抑えることができる
先ほど述べた通り、
階段の2列目とクッションを同色にすることができ、
1段目の鉤の2列目を階段の1列目と同色にすれば、1連鎖目の色の選択肢を2色残した状態で鉤積み2段目に取り掛かることができる
以上、他にポイントなどありましたら教えていただけますと幸いです。