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大会運営者向け 配信の仕方 (Switch PS4 3DS Wii)

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ゲストCもち(サークル管理用)
ゲストCもち(サークル管理用)
どうもゲストCもちです。 大会運営の皆様いつも大会運営お疲れ様です。私も大会運営をするので大変であることを重々承知しております。さて、大会運営者が最も参照するであろう、『ぷよぷよ』プレイヤーランキングポイントおよび2019年度の運用についての質問ランにあります、『○録画・配信は必須ですか? 必須ではありません。ただ、環境が許せばぜひ配信をお願いいたします』を見て配信できているでしょうか? また配信ですが、盛り上げることができているでしょうか? かく言う私も後者の課題がクリアできていない状況にいます。そこでまずは大会運営者様に対しての配信の仕方のマニュアルを提示し、配信をしていただきながら、このような工夫をしたら配信が盛り上がるなどの情報を共有できたらと思います。

【この記事はどちらかというと配信したことない方向けです。すでに配信をしている方には新たに得られる情報は少ないと思われます】


1.配信にいるものは?

まず配信にいるものを並べます。と言ってもそーーーーーんなにありません。

・Switch、PS4などのゲーム機
・キャプチャーボード
・モニター
・パソコン
・マイク【任意】
・Webカメラ【任意】
・配信ソフト

これだけあれば最低限の配信は可能だと思います。各機材についての説明は以下の通りです。

〇Switch、PS4などのゲーム機

ないとぷよぷよできない この記事では私が持っているゲーム機であるWii Switch 3DSについて解説を行う。 3DSは後述を行うが改造が必須である。

〇キャプチャーボード

~PS4 Switch Wii~
これは何をするものかというと、ゲーム機の出力映像をパソコンに出力する機械である。ゲーム機というのはモニターに出力を行えるようにしているが、パソコンには出力ができない。それを解決するためにある機械である。
大体相場としては1万円~2万円であるが、正直ピンからキリである。
映像出力入力端子はHDMIである。パソコン出力端子はUSB3.0である。
ぷよぷよはeスポーツであることから、パススルー出力ができるものが必須である。このパススルー入力とは何かというと、モニターに遅延なしで映像が出力できる機能である。キャプチャーボードは通常、「ゲームの出力映像」を「パソコン用出力」と「モニター出力」に変換をしてモニターに出力を行うため、どうしても遅延が発生してしまう。安いキャプチャーボードではこの遅延が多すぎてeスポーツには不向きである。このパススルー入力は、「ゲームの出力映像」をそのままモニターに出力すると同時に、「パソコン用出力」に変換してパソコンに出力するのである。これでいつも通りプレイしながら配信が可能である。
私のおすすめはGC550という商品である。Amazonや家電量販店で買うといいと思います。
https://www.avermedia.co.jp/product_swap/gc550.html (外部サイトに行きます)

~3DS~
なぜ3DSを分けたのか。それは上記ゲーム機と異なり、映像出力がないからである。特に3DSの場合外部とつなげることができるのは、充電端子・イヤホン端子・SDカード端子(?)ぐらいである。これではまるで映像は出力できない。こうなると何が必要になるのか、それは改造である。改造には正直手を出さないほうが良いです。なぜならば様々な法律や規約が関連してきます。ある程度そこらへんを勉強してからのほうがいいです...

そんなことを見に来てるのではない!方法が見たいんだ!仕方ないですね...方法を載せます(するかは自己責任で)

~~~~~~次の波線まで自己責任~~~~~~~~~~~~~~~~

まずはやり方が2パターンあり、本体改造型と内部改造型があります。

【本体改造型】
本体の基盤を改造して外部出力を行えるようにするやり方です。専門技術がいるため非常に難しいです。はんだこて等自信がある方はネット通販で改造キットを購入し、3DSを分解し基盤改造を行います。私のように専門技術がない人は専門技術を保有する者に委託をする必要があります。つい最近までは株式会社ケイティにより代行が頼めましたが、法改正とともに夜逃げになり、現在委託ができない状態となっています。現在入手するには、別の代行会社に頼むかすでに過去改造されたものをメルカリ等で入手するかのどちらかです。 もっと詳しく知りたい場合はGoogle検索で「偽トロキャプチャ 3DS」等調べるとよいかと思われます。偽トロキャプチャはこのように改造された3DSのことで特に株式会社ケイティにより改造されたものを示します。

【内部改造型】
こちらは本体を直接改造することなく(見た目は普通の3DS)キャプチャができるやり方です。中身を改造していくやり方になるので、パソコンとMicroSDカードが必須です。まずはファームウェアと呼ばれる本体システムを改造ソフトを認識できるように改造をしなければなりません。これは本体システムの脆弱性をついて改造をするやり方になっており、本体バージョンによって改造方法が異なります。最新の11.10であれば、STEELDIVER SUB WARSとほぼ一日けんこう手帳(どちらも無料ソフト)の脆弱性をつくやり方とオンラインフレンドの脆弱性をつくやり方があります。詳しいやり方は「3DS 改造 ○○(本体バージョン)」で検索すると出ます。 その後ファームウェアからカスタムファームウェアに改造後、Homebrewと呼ばれるソフトを導入してください。これはパソコン上で作った3DS用ソフトを起動させるためのソフトになります。その後FBIといわれる3DS内のファイルを編集できるソフトを導入してください。その後BootNTR Selectorと呼ばれるチートを有効化するソフトを導入してください。最後にSnickerstreamをパソコン導入し、BootNTRで3DSのIPアドレスをSnickerstreamで入力すればパソコンに3DSの画面が取り込めます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

〇モニター

まあないとぷよぷよできないです。 大丈夫だとは思いますが、HDMI入力ができるものでないとパススルー入力がうまくいきません。RCA端子(赤 黄 白)系のゲーム(Wiiなど)であればRCA to HDMIの変換端子が必要になります。また古いモニターでRCA端子しかない場合はHDMI to RCA変換端子も必要になってきますが、ここまでくるとせっかくのパススルー入力が無駄になる程度の遅延が発生する場合があるのであまりオススメはできないです。

〇パソコン

何に使うかというとキャプチャボードの変換処理、配信処理を行います。キャプチャーボードの変換処理ですが、私のおススメするGC550では変換処理をパソコンのCPUとメモリを間借りして行われるタイプです。キャプチャーをしている間常にバッググラウンドでメモリとCPUが食われます。それと同時に配信処理をせねんばなりません。後ほど説明する配信ソフトは配信中はかなりCPUを食います。よって要求されるスペックはかなり高くなります。CPUは第7世代であればCeleronは絶対に使用してはなりません。前者の処理すら追いつきません。第7世代であればCore i5が最低限要求されるスペックです。割とイライラすることがないのは第8世代Core i7です。クロック周波数ですが2GHzは最低限必要です。これより少ないと配信ソフトが少し重たいです。私のパソコンは2GHzなのでちょっと辛いぐらいです。メモリは4GBあればこと足りますが、8GBあるとスムーズです。グラフィックボードはそんな古いやつでなければ大丈夫だと思います。処理しているのはゲーム機自体なので、扱いとしては変換した映像を流すなのでYoutubeを流しているようなものです。
ノートパソコンを推奨します。というのも配信をするのは自宅ではないという点とセッティングがかなり面倒である点です。いいノーパソ買いましょう。
USBですが3.0が必須です。キャプチャボードでキャプチャした映像が来ません。

〇マイク【任意】

任意とは言えどもほぼ必須ですね。無くても全然配信できますし、私もマイクわすれたときは内臓マイクで配信をします。ただ、内臓マイクの場合回りのゲーム音も拾ってしまうため、ゲーム音がハウリます。またパソコンから音が漏れる状態になりますので来場者の人から見てもハウリます。(理由は後述)
安いマイクでも十分です。盛り上げるなら、有線マイクで実況席、無線マイクで観客席近くにおいておくと盛り上がりがわかります。

〇Webカメラ【任意】

こちらは任意ですね。あったほうがeスポーツって感じがあって私は好みですね。最低限必要とするならば1個で対戦者2人を映してしまう方法です。海外の配信のようにしたいのであれば最低限2つ必要です。双方の顔を映しましょう。3つあるのであれば会場の様子も映しておくと次回参加しよう!という人が増える可能性があります。

〇配信ソフト

Windowsであればゲームをしていると配信ができますが、上のキャプチャ用ソフトはゲームでもありませんし、まず使えません。専用ソフトをインストールしましょう。OBS studioと呼ばれる配信ソフトが有名で一般的です。ネット配信だけではなくてショッピングモールの館内配信にも使われたりする有能ソフトです。無料ソフトで、ネットにあります。インストールしたのちの設定を行います。まずは配信先を決めましょう。Youtubeが無難ですが、PeriscopeはTwitterで配信が表示される上にスマホアプリであれば常にTL最上部に表示され続けるので人数が期待できます。決めた後はその配信用のURL(rtmp://から始まるURL)を入力とストリームキー(これさえあれば他人でもあなたのアカウントで配信が可能になるので管理注意)を入力します。その後ビットレートや配信映像の解像度をそのサイトのヘルプ等にある設定に変えます。これをしないといざ配信時にエラーが多発します。 その後はいよいよ配信画面設定です。まずはシーンから作りましょう。シーンの名前を入力後ソースの設定を行っていきます。まずはゲーム画面が必要なのでゲーム画面を入れます。ソースの+を押してウィンドウキャプチャを選択して、GC550のキャプチャソフトAverMediaのEVERから始まるウィンドウ(映らなければHDMIから始まるウィンドウ)を設定し大きさを変えれば大丈夫です。しかしこのままでは音が入らないのでオーディオ出力キャプチャを同様にソースとして設定します。ここで外付けマイクをヘッドホン型にしソースを既定からヘッドホンに設定すれば会場でハウらずに配信ができます。 あとはマイクを入れたければオーディオ入力キャプチャを、Webカメラの映像を入れたければ映像キャプチャをソースに加えれば配信画面の完成です。
あとは配信開始を押して、各サイトの配信開始ボタンを押せば(Youtubeは自動で始まります)配信の開始です。やりました!


2.配信の工夫をどうするか?
さあ、今の1の配信設定が終わって実際に配信した画面が下の画面です(Webカメラは未導入)(直撮りすまん)

https://www.youtube.com/watch?v=rLminYgFGNw&list=PLUHATs2SgPdqOwuLzrJfzpTXUmgHfqq3x(第一回KBPぷよ杯)
なにしてるかわかります?ポイント対象大会ですよ?見てて楽しいですか???????

そうなんです。このままだと単なる「ゲーム画面垂れ流し動画」なんですよね。今時そんなYoutuberほとんどいないですし、居ても大物ですね。特にもこうプロはこのようなスタイルで配信をするときがありますが、先生は長年築き上げたブランドがあるので”みてくれる人”がいますし面白いのです。このようあ画面の配信を我々素人がやったところで面白くないと言って新規の視聴者が去るだけなんですね。

ではどうするか、



配信画面に工夫を加えるです。実際に行った配信はこちらでした↓

少しは良くなってますよね スポンサー枠も設定することでこれに協賛をいただける企業も出てくるかもしれません(かもしれません)実際この大会では入賞景品を急遽であったのですが、株式会社 愛しとーと様より提供がありました。

この配信画面どうやって作ったか?さっきの工夫の画像を見て気が付くことがありませんか? そうです。Streamlabs OBSといわれるOBSではない別のソフトを使っています。じゃあなんでOBSを紹介したんだ!!って?まあまあ落ち着いて聞いてください。このソフトはOBSの設定をそのまま引き継ぐことができるソフトです。ソフトとしてはどちらかというとTwitch向けの機能が多数あります。ですのでコメント取得等に特化したソフトになります。このソフトのいいところは配信開始前の画面であったり、様々なアニメーションを無料でダウンロードができ、設定を特にせずそのまま使えます。上のYoutubeの再生時間を一番最初に持ってくるとそれっぽいのがありますよね?こんな感じで海外の方がストリームするような画面を作れます。ぷよらーですとしばかずさんがこのソフトを使っています。

今のところ配信ではこの工夫が私の限界ですが、配信をおこなっている大会運営者様はどのような工夫をしていますか?公式大会だけではなくてポイント対象大会も盛り上げていきたいのですが...
更新日時:2019/09/26 16:21
(作成日時:2019/09/24 15:16)
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