時間経過で形の相性が変わる説を書こうとしたけど、その前提として下のような考えを持っているという事を書いてたら妙に長くなってしまったので、とりあえずこれは一記事として置いておく。
まず、この図のどこかにプレイヤーの意識が存在する、という仮定をしてみた。常に右上を目指して、かつその通りの形を実際に組めれば最高。
例として先折りGTRで考えてみる。
GTRの基本形は四個消しのみで作られているので、四+n個消し前提の折り返しよりも飽和した際の連鎖数が増えやすい。つまり高い飽和火力を意識した形である。
という事にする。
AABBで先折りGTRを組むために12 12と置く場合、そこから頭を伸ばす時にハチイチが来ないと発火点が埋まる場合がある。
この場合はちぎれば発火点が残るし、ちぎらなければ埋まる。つまり、隙を減らしたいか、増えてもいいかで置き方が変わる。
さっきの図で表すと、
飽和を増やしつつ隙を減らしたい、けど隙を減らす為に発火点空けるとちぎりが発生してしまってリソース不利になる。どうしよう!?!?!?
となり、現在手の意識がぼや~っと左右にぶれている状態。
この場合、大抵のぷよらーはまずネクスト・ネクネクなどの予告欄を見る。
「
あ、ネクネクに青ゾロ来てるわ。ちぎらず置いて埋めてもいいや」とか、「
ネクストもネクネクも青無いな、怖いから発火点を空けて置こう」など、
隙のある時間を減らせるかどうかで現在手の意識を固める。
つまり、置く瞬間の意識は多分それぞれこんな感じになっている。
また、上級者の一部はこのような状況下でネクストに都合の良いツモが無かった場合、ちぎりを減らす為に「
相手次第で隙を増やすか減らすか決めよう。」という思考を挟む場合がある。つまり、相手が速攻の構えを見せていれば発火点を空け、速攻が無さそうであれば隙のある時間が増えるとしても発火点を埋めるという判断をする。
凝視はできないけど、とにかくちぎりたくない!という場合は更に黄色の左側に意識を置く。
と、対戦中のぷよらーはどの場面でもこんな感じの図のどこかに意識があるんじゃないかという話。
極端に外側に寄りすぎると、赤文字のようにちぎりによるテンポロスが発生したり、緑文字のように相手が速攻を狙っていても発火点を埋めてしまう、などのデメリットが発生するんじゃないかなとか考えている。