1997

備忘録 ぷよ量不利の発生原因(使い過ぎなど)

by
machine322
machine322

 ここでは迷いによって発生するツモ差は取り扱わない。
 ぷよ量不利になる主な原因は、使い過ぎと、早過ぎと、連鎖効率低下があると考えている。





"使い過ぎ"
 整地・催促・対応などの本線以外の連鎖に使うぷよ量が多すぎること。分かりやすい使い過ぎと分かりにくい使い過ぎの二種類がある。

 分かりやすい使い過ぎというと、例えば単発でぷよ4個を消して整地したとする。その場合、消したぷよ4個ぶんのぷよ量の差が生まれる。これは盤面を見ればぷよ量の差が一目瞭然なので分かりやすい。
 なお、お邪魔ぷよを相手に送ることが出来れば連鎖が消えている間の時間が埋まるが、お邪魔ぷよが相手に送れなかった場合は連鎖中の時間に相手が引いたツモも合わせてだいたい8個ぶんくらいのぷよ量差になるので注意。

 もう一つ、分かりづらい使い過ぎがある。
 相手が9連鎖を構えている状態で5連鎖催促をしたとする。そこで相手が9連鎖の本線シンクロ発火をした場合、5連鎖終了後にこちらがどれだけ頑張って伸ばしたとしても伸ばす時間が足りない。これは単発でぷよ量の差が生まれるのと比べると見た目ではかなり分かりづらいけど、これも使い過ぎの一種。
 あるいは、相手が1連鎖で催促をしてきたとして、それに5連鎖でこちらが対応したとする。これも使い過ぎなので、相手が8連鎖の本線対応をすることでこちらがほぼ負ける。
 これに関しては使い過ぎのラインを決めるのは非常に難しい。何故なら、相手が本線対応をしたタイミング次第で使い過ぎになるかならないかが変わってくるから。例えば、上記の"こちらの5連鎖催促に対して相手が9連鎖シンクロ本線"という場面だが、この9連鎖の発火がこちらの5連鎖の終了直前であれば逆にこちらが有利になる可能性がある。なのでこの場合の使い過ぎかどうかの判断は、相手の発火色がネクストにあるかどうかや、相手の発火までに必要なツモ数などを把握する必要がある。






"早過ぎ"
 整地や催促の発火が早すぎること。これも間接的に使い過ぎと関わっている。

 例えば、上部での2連鎖ダブルは使い過ぎになりづらい。何故なら、相手が3連鎖ダブルなどで対応したとしてもこちらにも対応できる量のぷよがフィールドにあるから。
 しかし、土台構築直後の2連鎖ダブルは使い過ぎになる可能性がある。相手が3連鎖ダブルで対応してきた場合、こちらには本線しか対応手が無い。となると相手は少し本線を伸ばして後打ちするだけで良い。一応本線を打たずに2連鎖とかで軽減する対応手も無くは無いけど、その場合上で述べた分かりやすい使い過ぎのようにフィールド上の色ぷよ数の差が大きくなる。

 つまり、同じ連鎖量でも、打つタイミングが早ければ早いほど適量対応された場合のリスクが大きくなる。






"連鎖効率低下"
 ゴミぷよが多い。また、発火直後に同時消しや多連結消しが発生する本線もこれに含まれる。


 こういう事。
 同じ量のぷよをフィールドに置いていたとしても、効率に差があれば実質的なぷよ量の差が発生する。
 この盤面からでも整地して全回収を目指せば実質的な差は埋まるが、その整地が上で述べたように早過ぎたり使い過ぎだったりするとやはりぷよ量不利になってしまうので、そもそも効率を高く保つのが望ましい。
 
更新日時:2020/05/11 19:11
(作成日時:2020/05/11 11:32)
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