1972

キーパーツとロックパーツ

by
KENROU
KENROU
先週くらいに【この記事】で感銘を受けました。

要約すると「連鎖の動くパーツ="キーぷよ"の連結で暴発リスクが変わる」という内容でしたが、いわゆる『キーぷよ』という言葉が既出の用語と重複してるのが悩ましいということでしたね。

でもまあ自分としては『キーぷよ』という用語があるからこそ、この新"キーぷよ"が「上に乗っているぷよ」であるというイメージがストンと納得できるのだなぁとしみじみ。

そう、とても分かりやすいネーミング!ということで自分もこれをもとに用語用意したので紹介します。


◆新用語の定義と説明

そもそも「ぷよ」と言ったらスライム状の魔物(個体)のことなので、素直に受け取れば1連結状態のニュアンスになってしまうかなーと。
2~3連結の形も含めて”キーぷよ"で一括りはちょっと用語として分かりにくいかも知れませんね。

ということで従来の『キーぷよ』との区別も兼ねて、この部分の言葉チョイスを変えればいいわけです。


すなわち"キーパーツ"または”キーブロック”でどうでしょう。

一般的な形や連結について言及したいときはキー型(パーツ)で、
フィールド上の塊について言及したいときはキー部(ブロック)です。


使用例:
「縦3のキーパーツしか成立しないからゾロは優先して使おう」「折り返しのキーパーツ(キーぷよ)は2列目でも3列目でもつながるよ」
「いま青キーブロックが3連結だから干渉しない色を回りに敷いておこう」「このままだと土台のキーブロック巻き込んでるよ」




大分説明しやすいですよね。この記事を読まなくたって大体言葉のイメージがつくんではないでしょうか。


せっかくいい言葉が出来たのでもう一歩進みます。

ここで言う「キー(Key)」は「扉を開けて次へ進むために欠かせない、重要な」という意味の「鍵」のことです。
動くぷよを鍵と呼ぶなら、動かないぷよは何と呼べばよいか?

鍵に対応する言葉として「錠」=「ロック(Lock)」を使います。
岩(Rock)の如く動かないというダブルミーニングにもなるし、次の連鎖のキーブロックを固定(Lock)する部分としてピッタリの言葉です。





<補足>
◆適用が難しい例
と、まあここまでで連鎖のパーツを「動く部分=キー」と「動かない部分=ロック」に分けて考えてきたわけですが、実際はこの分類では説明が不十分ですね。

①雪崩

雪崩連鎖尾などは全てのパーツが動いて連鎖がつながります。
定義通りいけば4つのぷよ全てが"キー"に相当すると考えれば一応破綻は無いですね。キー4ロック0の構成です。
しかし、ロック部の説明で「次の連鎖のキー部を固定する」的なことを書いたのとは反していますね。(※『固定』はよくある機能であって定義では無いです)
めくり系の連鎖でも「キー部の上に次のキー部が乗る」ことはあるので注意しましょう。

②横螺旋

横螺旋は連結を保ちながら一部が動くので話がややこしいです。りべ氏の虚分離型ですね
複雑な場合分けを避けるためにも、「キー部とロック部が連結しているだけ」と捉えましょう。
キー部やロック部は1~2連結ですが、L字という塊になって3連結を作っています。
暴発管理上はかなり大問題ですが、「キー部が何連結か」「ロック部が何連結か」「複合部は何連結か(存在するか)」の3つの視点で連結数管理をするしかありません。

③パーツが多数

横螺旋の図でもすでにロック部が下方と側方の2か所に存在していたので、多分問題ないと思いますが、上下左右にパーツが散り散りに存在しているなら、それぞれ単独にパーツとして数えれば良いです。
同時消しがあったとしても、青のロック部、黄のロック部とそれぞれカウントすれば問題ないですね。




◆さらに連鎖形の用語追加

せっかく鍵/錠の用語が作られたので、覚えやすくするためにこれになぞらえて"パーツ"だけではなく"つなぎ方/伸ばし方"も用語を考えています。
これは正直全くしっくり来てないです。定義もあやふやです。誰かが何かの着想得るかもしれないので載せておきます。


【インテグラル型】

定義:横に進む連鎖?
キー部とロック部の位置関係か?前のロック部と次のロック部の位置関係か?
赤ー緑はいわゆる階段型の連鎖。これをインテグラル型と呼ぶとすると、緑ー青(挟み込み型)をインテグラル型と呼ぶのは違和感。→じゃあ青のキーパーツが5列目ではなく4列目にあったらそれでいいのか?


名前の由来は固定具が横に飛び出すインテグラル錠から。(似た構造の中で最も名前のカッコいいもの)



【ナンキン型】


定義:縦に進む連鎖?
底上げ階段の折り返しや昇竜連鎖はナンキン型か?インテグラル型か?
雪崩や幽霊連鎖や斎藤SPはナンキン型で問題ないか?


名前の由来は固定具が上下に動く南京錠から。


【クレセント型】

定義:左右にロック部が分かれている連鎖?
その定義に意味はあるか?結局左右どちらか(または上下)にしか進まないのではないか?
ナンキン型とインテグラル型との区別は出来ているか?
むしろナンキン/インテグラルの♥♥♥♥として「折り返し部」全般を定義にすべきでは?


名前の由来は、fron積みが窓についてるクレセント錠にしか見えなかったから。ここからすべては始まった。

クレセントは三日月の意味ですが、綺麗でかっこいい言葉ですよね…どうにか用語として使いこなしたいです…。



◆まとめ
後半は完全に(本当に)蛇足記事でしたが、キー/ロックという名称は使いやすいのではないかという提案でした。
自分は使っていきたいので、定着しなくともうすーく浸透してほしいなと。

連鎖の動く部分=キーブロック
連鎖の動かない部分=ロックブロック


以上、良いぷよライフを!
作成日時:2020/09/13 14:13
カテゴリ
連鎖
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