思ったことを書きなぐります。テキトーベースなのを前提でお願いします。
☆背景
ツイッターでスタッツ関連の話を見かけたので、某最強リーグファンとして思ったことを書こうかなと思いました。
とはいえ統計学に詳しくないしゲームの専門でもないのでただの感想です。まあ意見は多いほうがいいかなと思っただけです。
最近、公式大会や最強リーグ等でスタッツを表示する試みを見かけるようになりました。面白い試みだと思います。
しかし、数値と僕の持っている選手へのイメージとがあまり一致していないと思っています。
しかも、多角形のグラフのやつ()でも、微妙に思える物もありました。
(もちろん、いい感じだなって思えるスタッツ表記もありました)
そこで浮かぶ疑問は、なぜ感覚と数値の不一致があるのか、なぜそこまでしてスタッツを表示するのか、どういう物なら良いと思えるかという疑問です。
僕なりのその疑問への回答を書いてみました。
☆感覚と数値の不一致の原因
そもそも、ぷよぷよは疑似ターン制ですが、上級者の戦いとなれば展開が速いですし、ゼロ連鎖催促の様な行動として実行されない「構え」が勝敗を分けていると思います。さらに、構えは複数個同時に存在しているうえに、相手の構えを見て構えを変える。ということも起こります。さらにさらに、盤面外の話で構えを凝視しているかも有利不利に関わります。
つまりは行動の前段階で色々なことが複雑に、従属的に同時に存在しているんですよね。それらを把握したあとに行動が起こるので、行動の結果を見ても結果が勝因を表しているとは思えません。
ムダに長く書きましたが結論、数値化なんて無理じゃないですか?と思うのです。
できてもツール作って”連鎖の大きさ”、”先打ち勝率”、”戦闘時間”を出すくらいが限度な気がします。
☆なぜスタッツを表示するのか
ということで、ここからは「スタッツ表示は無理!」として、じゃあどうしたらいいんだろうという話です。
そこで考えたいのがそもそも、なんでスタッツ出したいんだって事です。
色々あるでしょうけど重要なのは「選手の特徴」「対戦相手との相性」といったところではないでしょうか。僕はそう思います。
他のゲームはこの2点がスタッツから見えるから表示するのであって、スタッツから見えなければ表示する意味がないってことになりませんか?
つまり、ぷよぷよにおいて勝率に関わるスタッツを表示する意味ないと思うのです。
☆どうしたらいい感じになりそうかって話
僕個人の意見として「選手の特徴」「対戦相手との相性」が見えればいいと思っているのでそのままそれを表示すればいいと思うんですが、
適当にスタッツぽくなりそうな項目を上げてみます。
#得意なプレー
数値にこだわらず、選手に直接どんなプレーに自信があるのか訊いて書くのが確実じゃないですか。
軸となる戦い方を知ってれば試合の流れが分かりやすいですし。本線火力の数値を添えれば、見切りが鋭いから火力は小さいんですね、とかなりそうだなって思いました。というか僕は知りたい。(アンケートとかで選手のイメージとか取れたら自他の認識の違いがあって面白そう…)
#土台の使用率
最強リーグで表示してましたね。特徴が現れますし土台を知ると見え方も変わりますし、正しいスタッツの使い方って感じを受けました。問題は統計の取りづらさですよね。そもそも定義が曖昧な物ですし、誰かがエイヤで集計すればいいですね。詳細なんて求めてないですし。
平均試合時間
平均取れば中盤戦の早さが分かりそうかなと思っただけです。根拠なし。やるならかなりのデータ数必要そう。
連鎖打つまでの平均時間
これも中盤戦の早さを知るため。打たされやすさとかも見れ…なさそう。
凝視時間
コストすごいけどやって欲しい!見たい!
ぱっと思いついたのはこれくらいですが、
数値にこだわらないことを前提として、数値を取るとしたら、ぷよぷよは時間のリソース管理が大事なので、"時間"、"ぷよ量"、"形"に関わる集計をとると面白いものが見れそうだなって思います。
☆結論
ぷよぷよ通ルールで勝率に関わる数値を求めるのはとても難しいと思ってる!
選手の特徴と相性が見たいだけ!
数値にこだわらず、いくつかの指標を同時に見せて、解説が一言添えればヨシ!
※書いた内容は全て個人的な意見です。文句があっても僕には関係、ありません。頑張ってください。
私も数字見るのが好きな人なので興味を持って拝見させて頂きました。
その中で筆者さんは勝率に関わるスタッツ表記は無意味じゃねと言及されていたので、その点私が思っていることをコメントさせて頂こうかと思います。
実は私はむしろ勝率に関係することの表示の方が大事だと考えています。
何故ならば、受け手にとってそれが一番直感的だからです。勝ち負けより大事な要素はありませんので。
例えば最強リーグの本数ベースで見る勝率を並べると62.3%、55%、47.7%、43.7%、42.6%、39.8%と、上位二名の異常な強さが一目で分かります。
(シーズン2の1順目終了時点の結果。去年ブッチギリで優勝したソフトバンクホークスの勝率が63%なので、選りすぐりの最強相手にそれ並みの強さということです)
またその勝率を試合の内容別にザックリ分類して表した物(一部だけ)を以前私が記事にあげましたが、
https://puyo-camp.jp/posts/139407
精度や中身の是非はともかく、直感的ではあるのかなと私自身思ってはいるのですが、どうでしょう?
ページ最下部に対戦相手との相性?のデータも一部雑に追記してみたので、宜しかったら見てみて下さい。
恐らく筆者さんはこの記事で「試合が複雑すぎてそういう勝率をちゃんと出すのは無理じゃね?曖昧だと表記してもピンとこないし無意味じゃね」と言っているんだと思いますし、私自身もそんな感じはしていたのですが、色々考えてみるとやはり直感的に伝わるっての『も』結構大事なのかなって私は思いました。初心者含める不特定多数の受け手に見せる前提があるものは特に、です。
精度が高いほど必要とされるデータになるかというと必ずしもそういう訳ではなくて、精度が低くてもイメージ的にザックリ伝わるデータであれば必要とされるのかなと私は思うのです。
――続きます
――続きました
伝わらなかったら申し訳ないのですが、例えば野球の記録には『投手の勝ち負け』というものがあり、もちろん勝ち数が多い投手ほど凄い投手ということにはなるのですが、その勝ちの条件がザックリと『先発した場合は最低5回を投げきりマウンドを降りるときチームが勝っていること』というもので、例え30点とられたクソ雑魚ピッチャーでも味方が31点取っていれば勝利投手になって勝ちに加算されるという、ガバガバな指標だって見方もできるものなんです。
しかしこれって投手の能力を測る指標として精度は高くないですが、投手紹介がされる時は必ずと言っていい程付記される有り難い指標になっています。
じゃあ何故精度が高くないのに有り難い指標になっているかと考えた時、直感的だからだと私は思うんです。
野球を知らない人が見たとき、このピッチャーが先発した時は10回勝っているけど、このピッチャーは3回しか勝ってない。なら前者のピッチャーの方が凄いんだというのが説明なしに察して取れますし、じゃああのピッチャーはどれくらい勝っているんだろうという興味にも繋がります。
なので、ちゃんとデータとして出すのは無理だから勝率出すのやめた方がよくね?と考えるのではなく、多少無理が出ても視聴者の興味を引くのに直感的で分かりやすいデータの出し方をまず考えるってアプローチがあってもいいんじゃないのかなと私は思っています。
まぁ、筆者さんの言うとおりとても難しいことだとは思うんですけれどもね><
あと、データが自分の感覚とズレているという話なのですが、それはまだあまりデータが蓄積していないということを考慮してもいいのかなと思いました。
また野球の話で恐縮ですが、シーズン始まって1,2ヶ月の頃は打率.438みたいな(シーズン終了時.330だったら超優秀)数字を出している選手がいますが、それを持ってこんな凄い選手だったんだと解釈するとズレます。おおよその場合シーズン終われば.300前後で落ち着いています。
――更に続きます;;
――これで終わりです
また、スタッツは一般的な印象が間違っているかもというのをデータとして導き出すことで是正する(良い選手な印象だけどデータを見たらクソだと分かり、そいつを補欠にしたら勝てるようになったみたいな)という目的もあるので、自分の感覚と出されたデータにズレがあるからこのデータは微妙と判断するのはどうだろうとも思いました。
恐らくこの記事で言及されている筆者さんのしっくりこない感覚はデータの解釈による不一致なのかなと思います。
例えば単に『本線先撃ちの勝率』と出された場合、直感的には積極的に先撃ちして勝ったor負けたというのを想像しますが、内訳は撃たされて先撃ちになってしまったみたいなケースも当然含まれるわけで、この数値が低い場合は単に『先撃ちが不得手で本線火力が弱い人』と解釈するのではなく『本線火力が弱いか中盤戦が弱く撃たされてしまうケースが多いか、本線返されてもセカンドが弱い人』みたいな解釈の仕方をしなければなりません。
これはデータが悪いのではなく、そういうデータなのです。投手の勝利数も、味方の打線込みのデータなのです。
そんな曖昧なデータに意味あるの?みたいな話は上記でした通り、私は直感的だと思うので(良い悪いの話とは別に)無意味だとは思いません。
違う!自分はもっとちゃんとしたデータが知りたいんだ!みたいな人が多い場合は、そこから更に『本線先撃ち』『中盤戦撃たされ勝ち』『本線先撃ち後セカンド勝ち』みたいにケースを分けて別に表記みたいにすると、興味を持ってくれる人が増えるかもしれません。
逆に『複雑で分かりにくくて試合を見る時の参考に全然ならない』みたいな人が出てきちゃうかもしれませんけれども。
同じデータでも見せ方一つで興味の持たれ方が劇的に変わるなんてこともありそうですが、その辺の塩梅は色々試してみないと難しいのかもしれませんね。
データ黎明期は何が良くて何が悪いのか誰も分からないので、こう筆者さんのように意見を表に出せる方がいるのはぷよぷよにとって大きな利益になっていると私は思います。
もっと洗練されていってぷよがより楽しめるコンテンツになっていったらいいですね♪
ホント長々と申し訳ないです><全部無視して頂いても全然構いません;;
コメントありがとうございます!
僕と違ってちゃんとデータを出していて素晴らしいと思いました。僕もgesoirさんと似たような考え、数値の見方をしているなと思います。
勝率に関わる数値はちょっと意味合いが広すぎたと反省しておりますが、もちろん数値に意味がないとは思っていません。むしろ意味を含みすぎているという事を記事では上手く表現できていませんでした。
gesoirさんが最初に書かれたような単純な勝率は総合的な強さを表すことは自明だったので言及しませんでしたが、改めて読むと勝率を含めて表示する意味がないという解釈になってしまいますね…
母数が少ないときの外れ値の影響の大きさは確かに問題ではありまね。ですが僕も深刻な問題だと思いません。
感覚とのズレは曖昧な表現でしたが、言いたかったのはぷよぷよにおいて選手の能力を表現するには指標が多く必要で煩雑になるってことでした。
数字が好きでない人からすると指標が多いだけで分かりづらく見えますし、減らすと数字が好きな人からは判断要素が少ないため分かりづらく見えると思っています。
再度、結論を修正しますと
おっしゃる通り、直感的な分かりやすい物を作るのは難しい。
簡単な数値を数個出して言葉で特徴を書けば良い
というのが僕の意見でコメントはおおよそそれを捉えてくれているようなので嬉しいです。
僕も暇があればちゃんと解析してみたいと思います…面倒くさそうだけど…