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序盤の本数差はあまり関係ないですからね

by
まきのほたる
まきのほたる
ぷよぷよの連戦の解説で、解説者がよく「序盤の本数差はあまり関係ないですからね~」と言っているのを聞いたことがないでしょうか。

不思議です。
序盤であろうと後半であろうと一本は一本なんじゃないでしょうか。

しかし序盤で少し本数差がついた試合では必ずと言っていいほどそのように言ってるのを聞きます。
(またその理由の解説自体はたぶん聞いたことがないです)

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自分なりの解釈ですが、
序盤は相手が何をやってくるかわかりません。どういう試合運びをしたいのかもわかりません。
(相手が見知った相手でも)

なので、自分のしたいことと相手のしたいことが悪いほうに噛み合うと、いい感じにやられがちです。


ただ何本かあるパターンで取られていれば、相手の仕掛けたいタイミングや試合運びがわかってきます。
極端な例でいえば相手が全試合速攻を仕掛けてくるとわかれば連鎖尾より本線発火側を優先したり、
早めに高めに構えておくなどはやるでしょう。

練度はレベル帯によると思いますが、こちらが対応して試合運びを変えて、相手がまたそれを察知して対応するような展開になりますね。
そこで連戦における自力が比べ合いが発生するのです。

これの高度版が、上級者の試合の上級者による解説の「序盤の本数差はあまり関係ないですからね~」に繋がるんではないでしょうか。


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ところで、仮に、3本先取の勝負があって、
実力が拮抗していて1試合ごとの勝率は50%ずつのA君とB君がいるとします。

その二人が、

A君 2-1 B君 からスタートしたとき、B君が3本先取で勝利する確率は、
(B君2連勝のパターンの)25%になります。

A君 1-0 B君 からスタートしたとき、B君が3本先取で勝利する確率は、
(1-3になる確率と、2-3になる確率を足して、)
31.25%になります。


なので、実力が拮抗していれば同じ1本差でも、序盤の本数差のほうが連戦の勝敗への影響が少ないことになりますね。
解説者は単純にこれを言ってるだけな気もしてきました。


以上です。
作成日時:2021/10/25 23:04
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