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こんにちは。今回はぷよらーアドカレ2024トップバッターをいただきました、しなしなまんです。よしけんと言われることもあります。
元記事はこちら#ぷよらーアドカレ2024 開催案内&記事まとめ | ぷよぷよのコミュニティ|ぷよぷよキャンプ|
一応自己紹介しておくと
- 96世代
- ぷよぷよの実力はA級くらい
- 最近古参ぷよらーのぷよぷよブームに乗っかってぷよぷよを再開
- 他に結構やってたゲーム: ボルテ・DDR・マリオカート・ポケモンユナイト・麻雀
ではここからは先折GTRの究極の1手(~ばんきょうシステムのすゝめ~)について解説していきます！
【想定読者】
- 先折GTR多重折にチャレンジしたい方
- 先折GTR多重折のバリエーション・柔軟性を増やしたい方
- ばんきょうシステムって最近よく耳にするけどなんのことだろう？と思っている方
【先折GTR究極の一手とは】
下譜は皆さんおなじみの先折GTR。
この形には”聖域”が存在します。その聖域とは星印の位置です。
この位置に置く色で多重折り返しの運命が決まるといっても過言ではありません。この位置に置く色で最も強い色は下のぷよ譜の黄色枠で囲った箇所以外の色、すなわちこの盤面でいうと黄色です。
この聖域の黄色を確定させる一手こそが先折GTRにおける究極の一手とも言えると思います。さらにこの考え方を拡張して聖域に囲った枠以外の色ぷよを置くことを前提に構築を進める概念(考え方)を”ばんきょうシステム”と呼びます。これは次の2点を意識することと同義です。
- 聖域には黄色枠以外の色を置く
- 聖域には黄色枠の色をできる限り置かない
【ばんきょうシステム誕生経緯】
この考え方は古代から先折GTRに限らない一般的な考え方として予約置きor種ぷよ的等呼ばれることはありましたが、出現頻度が高い先折GTRの解説として使われることはあまり多くはありませんでした。そこで先折GTRの4段目3列目の優先度の高い色を意識する概念としてばんきょうさん(X垢: @bankyo_snd)がばんきょうシステムと名付けたことがこの概念の誕生経緯です。ばんきょうさん本人も多重折り返しを練習するうえで意識しているみたいで、意識して練習する前後でばんきょうさんの多重折り返しの形が非常に強くなったと私は感じています。(例えば飽和は練習前後で2万点くらい伸びているかと思います)
【多重折り返しの完成形例】
ばんきょうシステムを使って先折GTRの多重折り返しの構築を進めると例えば次のような形になります。
ご存じの方も多いと思いますが、これらは中盤戦をするにあたって非常に強い形です。隙があればマルチで攻めることも、長連鎖対応することも、10万点Overの火力を狙ることも可能な形となっており、上級者の対戦では頻繁に使われている形となっています。
余談ですが、これらの形は一部のぷよぷよオタク曰く、マッキーmethodと呼ばれている形や戦術へとつながるらしいです。敢えて分類すると、聖域に置く色を意識した手順の概念をばんきょうシステム、その手順を元に構築した形やその使い方のことをマッキーmethodと呼ぶことができるでしょう。
【手順例】
以下はばんきょうシステムを意識した手順例です。
例1. 連鎖尾に回す手と二択ですが、せっかく1色しかおけない聖域に強い色を置けるので予約置きします。
例2. 赤の座布団を敷きたくなる場面ではありますが、この形の場合青でもばんきょうシステムの条件を満たすので思い切っておいてみるのも面白いです。連鎖の流れとしては黄色→紫→赤→青→折り返しの紫 or 黄色→紫→青→赤→折り返しの紫を想定しています。
例3. 連鎖尾側に青を回したくなるところですが、4段目2,3列目に青を置く方が優先度は高いです。すでに置かれている場所にくっつけたくなるのを我慢して、より優先度の高い場所を意識することが多重折返し上達への第1歩です。この画面では３縦になっていますが、青を4段目2,3列目に置きさえすれば形は好みの問題かと思います。
例4. 4段目3列目に望ましくない色をできるだけ確定させないのもばんきょうシステムと言えます。この場面の緑黄は1縦もしくは連鎖尾側に回すのが望ましく、3縦だけは避けたいです。
【豆知識】
ちなみに、今までの例だと聖域に置くことができる色は黄色の1色のみでしたが、Y字の色をGTRの折り返しの色と同じにすることで聖域に置くことができる色が2色になります。以下の例ではY字の色とGTRの折り返しの色がともに青色となっており、聖域における色が黄色と緑色の2色となっています。
ツモ次第ではありますが、これを意識することで多重回りの受けの広さが大きく改善します。多重折り返しの安定した素早い完成＆柔軟性の向上が見込めるでしょう
【あとがき】
GTR究極の一手、聖域の色を意識した手順の概念であるところのばんきょうシステムを紹介させていただきました。ばんきょうシステムの手順については受けの広さを数値化したりしてより詳しく解説したいところだったのですが、トップバッター一発目でがっつり書いちゃうとハードルが上がってしまうと思うのでこの辺の紹介にとどめておこうかと思います。ご精読いただきありがとうございました！よきばんシスライフを！
更新日時：2024/12/02 00:21
（作成日時：2024/12/01 20:43）
（作成日時：2024/12/01 20:43）
コメント（ 1 ）
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ばんきょうシステムを意識したら飽和が2万点上がりました！