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【グダグダ記録】ぷよぷよ初心者の私が対人デビューするまで

by
ろま
ろま
【前置き】こちらの記事は#ぷよらーアドカレ並走部として投稿いたします。アドカレ本編の記事はこちらになります。(内容3割くらいかぶってるけど気にしたら負け)

皆さまこんにちは。私です。
今回は初心者の私がリーグ戦デビューするまでの道のりを紹介しつつ、「ためになったな~!」って感じた考え方について書いていきたいと思います。
描きたいことが正直多すぎて路線迷子になりそうですがどうか生暖かい目で見守っててください。


この物語はご長寿パズルゲームに挑む一人のプレイヤーの成長を追う冒険譚である!
 
 


師匠、そしてぷよぷよとの出会い

そもそもわたくし、高校時代までの間ずっとぷよぷよとは無縁でした。知ったきっかけは大学の同級生からの布教。そこからまずはぷよクエを始め、初回ガチャで引き当てたレガムント、そして異邦カーンの沼にぶん投げられることとなります。これが24年12月。そこからしばらくはぷよクエをしていましたが、だんだんと落ちものパズルの方にも興味がわいてきます。
そして年が明けて4月……「セールやってるよ!!」とのお達しを受けまして購入!! ちなみにこの同級生が私の師匠となります。その名はあ~ちゃん←フォローしてください。


はじめてのぷよぷよ

そうして意気揚々とスイッチを大学に持ち出し、大学であ~ちゃんと一緒に触ってみることに。
そのとき、師匠がめちゃくちゃいいこと言ったんですよ。
「――連鎖を組むときは挟むといいよ。」

……天才じゃん。
控えめに言って分かりやすすぎる。この瞬間私は連鎖の基本を理解したと言っても過言ではない。
挟んだ色を消して、だるま落としの要領で下に落とし……これで連鎖ができる。びっくりしちゃった。
なんとその日のうちに階段積みで5連鎖、不定形で6連鎖、そしてGTRを使った6連鎖を作ることに成功。師匠強すぎる。
そこから電車の中で通学中にぷよぷよするのが日課になり、連鎖ができるたびにクリップを撮ってはにやにやしながらXに投げていました。
思えばこのとき階段積みばかりやらず不定形やGTRに触れていたから慣れが早かったのかもしれないなぁ、と思います。 ↑今見返すとかなり無駄がありますが、2日目にしてはかなり頑張ってるんじゃないかな。

前述のとおり極度の飽き性である私ですが、モチベが尽きることはありませんでした。
戦技研への加入、そして師匠が教えたりほめてくれたりしたことが大きなモチベになったんだと思います。私ってホントにちょろいので。
ここまでで私が学んだことは
・連鎖を組むときは「挟む」を意識する!
・ほめてくれる人を見つけてモチベにする!

この二つです。



10連鎖達成!その後…。

さて、基本をつかんだら後は練習あるのみ…。毎朝練習に励み、空きコマであ~ちゃんに連鎖を見てもらい、アドバイスをいただく。その繰り返しの日々。なんかここら辺書くことありませんね…アセアセ。
このときの練習はおじゃまぷよを考慮しないほぼ一人プレイでの練習がメインでした。ぷよ通ルールで、連鎖縛りを7程度までつけてやっておりました。りんごちゃんには何度お世話になったことか。
そしてぷよ歴が1か月になるころ… 10連鎖達成!!やった~!
さて、こうなれば連鎖を組むこと自体はもうばっちり(?)できるようになってきました。この後もしばらくこの形態での練習が続きます。
サークルで対人の対戦も何戦かやりましたが、緊張と経験不足であんまり勝ててはいませんでした。だけど対戦後はモチベーションが爆発していましたね。ふぁいやーさん(京都大学のぷよぷよサークル)と戦技研の交流会とか、本当に自分のやる気が顕著に表れてた試合ばっかりで今見返すと我ながらほほえましいです。
この動画の1:01:06から私がプレイしてます(ふぁいやーさんYoutube)。
ちょうどこの時悩んでいたのが連鎖尾の形。段差の計算がどうしてもうまくいかず、最後が同時消しになってました。上にリンクを貼った動画でも、連鎖尾がちょくちょく同時消しになってますね…。 このあたりで私はある練習を始めます。それは…
「うまい人の大連鎖の動画を発火直前に一時停止し、どの順番で消えるかを見る」というもの。
これを繰り返すにあたってだんだん連鎖尾を見ると「この形前も見たことがあるぞ…?」という既視感を覚え、連鎖尾の定型を少しずつ覚えてきます。そうすると実際に自分でできたときにしっかり順番に消えて行って、連鎖尾に対する理解がちょこっと深まりました。これで連鎖尾同時消し問題は克服!ぽけーっとしてる時間にイメージトレーニングをしていたのも大きいかも。
ぷよぷよだけじゃありませんが、何かを学ぶときはインプットとアウトプットの両方が重要と聞きます。動画を見てインプット、実際にプレイしてアウトプットする。これがめちゃくちゃ大事なんだなと痛感しました。
さて、ここから少しずつ対人を意識するようになってきます。
転機が訪れたのは9月末。飛車ちゅう様が主催していた平日対戦会に戦技研メンバーで参加した時です。
何度か対戦をするもやはり勝てず…。そろそろ対戦の練習もしようかな?と考え始めます。対戦後のモチベーション爆上げ現象がここでも出ました。
CPUの強さティア表を参考に、アルル、アミティ、りんごに挑んでいきます。最終目標は最強CPUに勝つこと!!…ところが…
「――なんじゃこれ、全然勝てない!!」


いざ、CPU戦練習!

ここでろまさん、今までとはまた違った問題に悩まされることになります。
一人で練習してるときにずっと放置していた問題…操作速度です。
私とんでもなく不器用でして、脳内で情報を処理するのがひっじょ~~~~に遅いのです。
ネクスト、ネクネク見て、どこに置くか考えて、パッと置いて、相手の様子を見て…ってやってると、本当に遅い。このままじゃまともに戦えない!
さて…ぷよの積み方とかはうまい人を参考に乗り切ってきましたが、操作速度に関してはそうもいかない。ひたすら回数を重ねていくしかありません。
毎朝練習、練習。そうすると…ちょっとずつ操作が素早くなってきます。そのうち先折りGTRの土台なら下ボタン押しっぱなしで組めるようになってきたり。連鎖尾もツモが理想的であればするする組めて行きました。
先ほども「ほめてくれる人がいるとモチベが保てる」とお話ししましたが、ここでも師匠の褒めが大活躍。「組むの速くなったね!」って言ってくれました。やっぱり最高だよあ~ちゃん…!
風のうわさで「最強CPUに安定して勝てるようになったらレート戦に潜ってもいい」というのを耳にし、それを最終目標に定めました。
アルル、りんご、アミティ→ラグナス→シグ→ウィッチ→まぐろ→カーバンクル→ルルー→サタン→最強CPUの順番で相手を変えていましたが、カーバンクルに挑んでいる最中問題が発生します。
……手が動かない。
手の疲労でしょうか。震えと脱力が止まらなくなりまして、やむなくゲーム全般とお絵かきを封印。学業やアルバイトにまで支障が出るなど大惨事に。病院にも行きましたが脳は異常なし。症状は1か月以上続くことに。もどかしかったですが、イメトレして乗り切っていました…。原因を考えたときに端末持ちjoy-con操作で行っていた日々の練習を思い出し、確かに親指の付け根を筆頭に手全体に負荷がかかっていたかもしれない…?いやいや、それでも朝数十分しかやっていないし、そんなそんな……お願いだからぷよぷよのやり過ぎが原因だと言わないでくれよ神様!!!とあせあせ。
何はともあれやりすぎには気を付けよう(1敗)。
何とか乗り切って練習を再開。一番悩まされたのはカーくんでした。組むのが早いし、初手で5連鎖をポンと打ってきて返せずやられてしまう…Xで何度も嘆きましたがあきらめずにやっていきました。あとサタン様も強すぎです。まじ。
CPUはプレイヤーとは違って最初に10連鎖を超えるような大連鎖を打つことがあまりなく、ある程度連鎖が組めたら発火します。それに追いつき反撃するには何より操作の速さが必要でした。実際にリプレイを見るとvsカー君の勝率が安定する前と後では組む速さが全然違いました。私もやればできるんだ!と舞い上がりましたね…ふふふ。
この時は最序盤のツモのさばき方に苦労したのと、初手全消しが苦手でした。特に後者は右3列でカウンターを組むことを教わりましたが不定形で組むのが苦手なために苦戦…。今は即撃ちでやってますがカウンターも組めるようになりたいです。

そして12月あたりからはついに最強CPUとの対決がスタート。相手のキャラは師匠が愛してやまないラグナスにしました。
やはり強い。そして無駄がない。不定形故に見るのも難しい。10連鎖撃ってくるのもざらで、基本的に頑張って伸ばしてもあと2連鎖足りない、ということがしばしばです。連結多すぎて同数の連鎖撃っても普通に反撃できません。
しかし回数を重ねるとこちらも慣れていくもので、少しずつではありますが勝ち星を上げられるように。2連勝を取れるようになり、ついに対人戦に挑む決心がつきました。ぷよぷよを始めてからここまでおよそ8ヶ月弱。せっかちな私にしてはかなり我慢した方です。


念願の対人デビューとその手応え

ついにレート戦へと潜り込んだ私。ワクワクしながら初戦の相手を待ちます。
そして現れたのはなんとレートが300ほど上の方です。いきなりの格上マッチにビビり散らかして変な声出ましたね。
師匠に聞いた話によると初心者がボコボコにされてレートに潜らなくなることがザラにある、とのこと。結果的に実力が上の人ばかりがレート戦にわんさかいるそうです。ぷよスポのレート戦でのマッチング格差はプラマイ500だそうなので、私のような初心者は特に格上マッチを多く経験するのでしょうね。実際30戦やって数回は500上の人と当たりましたし、ボコボコにされました。しかしこちらもやられっぱなしというわけではありませんでした。日頃の練習の成果が輝き、200上の人から2本もぎ取って初勝利できた時はガッツポーズしました。勝てると楽しいものですね。
あと格上マッチって案外気楽でした。負けても「まぁ相手強いし、しゃーないねぇ」ってなりますし、勝ったら勝ったで「ウヒョー!私ってもしかして強い?!」ってテンションとモチベが上がりますし、いいこといっぱいです。なんなら格上に実力で殴られるの、気持ちいいです。相手の強さを真正面から受け止められるのってめっちゃ贅沢ですもん。はいそこ、Mとか言わない。
デビュー初日の結果は30戦中8勝、レートは+70でした。全部格上マッチだったので負けてもレートの減りが少なかったのがこちらとしてはありがたかったです。
ここで感じたのがやはり対人は対CPUとは全くの別物であるということ。しかしCPU戦で培ったものが無駄になることはないということもまた感じました。師匠の教えとCPU戦で鍛えたスキルがしっかりここで生かされた感じがしてなんだか感慨深くなりました。
まぁこのあと数日レート戦潜ってレートダダ下がりしましたけどね。格上ならしゃーないしゃーない…
……うん、しゃ、しゃーない…。


おわりに

ということで、レート戦までの道のりの紹介が何かの間違いで役に立ったりしないかな、とか思いながら書いた記事でした。この界隈に今どれくらい初心者がいるのかは定かではありませんが、そんな方々の役に立ってくれたりしたらいいなーとか、思ったりしてます。上級者の方々もこの記事読んでまだ始めたての頃を思い出したりしないかなぁとか言う思いもほんのちょっとあります。………上級者の皆様がぷよやり始めた時ってそもそもネット対戦あったのかな…経験が物を言うゲームだし…。
まぁ、こういう記録は残しておいて損はないと思いましたので。うんうん。
ということで、この記事はこれにておしまい。また機会がありましたらお会いしましょう!



……もうこっちがアドカレ本編で良くね?って思った人へ。
私もそう思います。
更新日時:2025/12/21 00:04
(作成日時:2025/10/14 13:35)
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