22

【知識で勝つ戦略講座】〜序盤を軽視するな!!序盤の安定は試合全体の安定に繋がるので!編〜

by
【公認】向日葵国際大学esportsサー
【公認】向日葵国際大学esportsサー
※私の実力はsteamレート3500程度です。級位戦等には出ていないので実力は不明ですが、steamレート3500程度であればこの戦略を採用することで到達可能だと思います。それ以上を目指す方は参考にしないでください。

皆さん、このゲームで最も重要な時間帯はいつかご存知でしょうか。


それはもちろん、""序盤""です。
私は折り返しと連鎖尾が確定して、5-6段目に差し掛かった辺りまでを序盤と捉えています。

序盤は連鎖組むくらいしかやることがないだろ。とかお思いの皆さん。
その通りです。大体の場合において、連鎖組むくらいしかやることがないです。

ですが、この序盤こそがとても重要です。今回はこの序盤の重要性について再認識していただき、どのような戦略を採ればよいかを認識いただければと思います。


序盤で意識すべきことは以下の3つです

①土台・連鎖尾を確実に組む
②速攻を警戒する
 →速攻刺さると簡単にまけます。
③速度差がつかないようにする
 →ぷよ量のリソース差がつくと中盤で相手を咎められません。

①から優先順です。というか、①さえできてれば最悪OK
それくらい大事です。

なぜか?
答えは単純で、土台と連鎖尾のミスは取り返しがつかないからです。
こういう連鎖尾入ってないとか、接続失敗した形を組んでしまった場合、どうしようもないです。修復不可能です。

(極端な例)

序盤1

序盤2

ですので、必ず連鎖尾が入っていてかつ接続された形を組んでください。たくさん連鎖尾いれろとか、折り返しで連鎖数稼げとかそういう話ではなく、最低限でいいです。
ここで最低限すら入ってないと中盤終盤が苦しくなりますので。

ですので、初手の置き方の研究や土台の研究は盛んに行われるわけですね。苦しいツモは正直あります。そこをうまく乗り越えてください。


では、序盤をいい感じにやり過ごすために気をつけるべきポイントと採るべき戦略をいくつか紹介します。



1.色が偏っているか?
ポイント:イバラ警戒 土台構築
色が偏っている場合、お互いに連鎖構築が苦しいはずです。
そのため、この場合はイバラが飛んでくる可能性が非常に高いです。ですので、手を少し遅くしてでもイバラを警戒してください。

また、ほとんどの場合において連鎖構築が苦しいです。ですので、偏った色をどう処理するか考えてください。
下手に土台構築しても後が苦しい場合が多いので、ほとんどのケースにおいてイバラ消化するのが無難です。

採るべき戦略
①こちらもイバラ消化する

一番無難な戦略です。基本的に裏目はないし、損はしません。
無難にやり過ごしたい場合は相手のイバラ消化に合わせてイバラを撃ってください。
相手が撃つ気配ない、撃ってこない場合は先に撃ってもOKです。刺されば微有利取れるので儲け 刺さった場合は短いマルチで追撃するか、無ければ盤面有利を活かしてそのまま普通の試合をしてください。

唯一の裏目が受けられた場合です。この場合は微不利ですので、不利であることを意識して立ち回ってください。

②相手のイバラに本線を合わせる

決まれば最も有利を取れる(勝ちに直結する)戦略です。
判断精度に自信があれば、積極的に採用してください。
ただし、ほぼシンクロ気味に撃つことと、連鎖が同時消しや多連結でないと逆にカウンターからの本線や後撃ちで負けます。

だいたい本線3-4連鎖相当のぷよ量を持ってるタイミングで採れる戦略です。それ以上はカウンターか後撃ちが決まりやすいです。
判断精度と速度がシビアなので、ここは練度が必要です。

また、後の展開として乱戦に移行しがちなので乱戦の精度が高い場合(か、相手より乱戦が上手ければ)は積極的に採用してもいいと思います。

③イバラを受ける

ローリスクハイリターンの戦略です。
受けが成功すれば2-3連鎖程度の量有利を得ます。

ただし、自盤面が受けることのできない形(例えば段差がない平面形)の場合、刺さるので少しでも無理そうならイバラか何かを合わせた方が安牌です。
普通に1段強〜2段降るので、発火点周りが2段埋まってそのまま潰されるのがワーストシナリオです。
これに対応できない場合は、イバラに対応合わせてください。

ちなみに、受けた場合の強い動きは受ける→即2ダブor2トリ撃ちです。
即撃てなくてもぷよ量有利を持っているのでどこかでタダで仕掛ける権利を持っています。

総じて、色が偏った時はイバラを警戒します。対応をミスると即負けもあり得ますが、最低限のケアができれば通常の試合が成立します。
安全択はイバラ合わせです。迷ったらイバラ消化してください。



2.ツモが難しい
ポイント:土台構築

どんなツモでも組めるようにしておくのは前提として、難しいパターンがあるのは事実です。
仮に難しいパターンを引いてしまい、土台構築に隙がある場合は不利を背負っていることを意識して立ち回ってください。

というか、土台や連鎖尾の構築時点でのミスは取り返せないので基本負け試合であることは念頭に置いてください。
 →つまり、普通に戦っても勝てないのでワンチャンス狙う動きが基本です。

まず、こうなった時点(あるいはこうなりそうな時点)で相手の形を確認してください。
相手も苦しそうにしてたり、ミスってる場合はイーブンと捉えてOKです。普通に組めてそうなら圧倒的不利です。

このような状況に陥った場合、本線の飽和火力では勝てないことを意識します。
つまり、普通に中盤戦した場合は勝てません。先撃ち展開になりやすく、なった場合は本線撃たれて負けます。

採るべき戦略
①丁寧に相手の形を崩して戦う

これしかないです。
やるべきこと
・単発でお邪魔を送って盤面を荒らす
・相手より少し多い程度の量で対応を返し続ける
・受けれる量は受ける
このようにして、少しずつ盤面有利を取り返します。

やってはいけないこととして、量を使いすぎたり長い連鎖を撃つことはNGです。こちらの本線がないので、相手の長い連鎖対応や使いすぎを咎められたいためです。

実は2ダブとかワンチャン狙って撃つのもそこまでよくない。
4-5連鎖あるいはそれ以上で返された時、こちらが本線合わせる択を取れないからです。

最悪、意表を突いた決死の何かをやってみてもいいですが、基本博打になるので負けても怒らないでください。(本線or対応マジレスされるだけになりがち)

3.相手の形を分析する
ポイント:凝視 土台構築

序盤のミスは取り返しにくく、試合時間が後ろに行けばいくほど致命的な弱点になります。
また、土台の形を把握しておくことで今後の試合展開の予測に役立てたり、プランの組み立てに役立ちます。

例えば、仮に相手の連鎖尾がしっかりと入っている場合は、本線勝負になった時にこちらも火力が必要となります。そのため、連鎖構築段階で飽和火力を伸ばせるように多重や連鎖尾を入れて準備します。

また、相手の連鎖尾が入っていない場合は相手に量を使わせてから先撃ちの展開になった時に大有利をとれたり、相手の飽和量が低いので置き去り本線が有効となります。

そういったゲームプランを立てやすいので、序盤の形を分析しておくことが重要です。



4.全消しを警戒する

形によっては全消しを取りやすい形、そうではない形があります。
取りやすい置き方も同様です。

当然、一方的に全消しを取られることはあります。
その場合の戦略を紹介します。

①諦めて気持ちを切り替える

本末転倒ですが、相手だけとれる全消し(しかも最初の4-5手くらい)があれば、基本負けです。こればかりはどうしようもない。
ですので、気持ちを引きずらないようにしてください。連戦とかやってればどこかで自分だけが一方的に全消しをとれる展開が必ず来ます。

そこで一本返せばいいだけです。


②カウンターをとる(諦めない場合)

これが現実的というか、とれる唯一の戦略です。
どこか一列を高くしてカウンターの構えをとってください。基本、相手は単発即消化するはずなので一列高くして、受けることを優先します。

相手が消化しなさそうなら2列高くしてカウンターしてください。

単発を受けてからが本番です。2ダブとか連結で荒らしながら掘って、かつ連鎖を組んでください。
ただ、もう基本勝てないことは忘れないようにしてください。


③5連鎖の本線を撃つ(相手が3-4連鎖の全消しを取った場合)

相手が3-4連鎖の全消しを撃った場合の戦略です。
これはチャンスだと思ってください。(3全の場合は速度的に間に合わないかも)
5連鎖を撃てば相手は単発消化する間もなく、お邪魔受けて窒息するので勝てます。
特に4全は必ず咎めてください。伸ばす時間はあるので5連鎖の連結や5ダブ、6連鎖にして必ず勝ってください。
これ勝てないと逆に厳しいです。

相手の3-4全に本線をあわせて、お邪魔が降ったけど相手がまだ耐えた場合は急いでカウンター構えてください。
組めない場合は列高くするだけでもいいです。

カウンターした後にそのまま乱戦を制して勝ちます。
この場合、相手は瀕死です。相手の掘り単発や短い連鎖を受けて、2ダブや短いマルチ撃って勝ちましょう。


​​​​​​​
他にも気をつけるべき点はあると思いますが、このあたりを警戒し、戦略として取り入れることで序盤の安定感が増します。そして、序盤が安定すればそれは試合全体の安定につながります。

とにかく、連鎖構築を最優先とし、積む速度差がつきすぎないよう注意しながら、相手の形を把握して速攻の気配を察知してください。
気配があった場合は凝視に脳のリソースを割きつつ、警戒を怠らないでください。
速攻対策はこの辺りの戦略講座を読んでいただければさいわいです。

【知識で勝つ戦略講座】〜速攻相手はマジレス本線でOK!音が鳴ったら本線を撃て!〜
【超上級者から学べ!】〜速攻はこうやって対策しろ!逆に速攻はこうやって勝て!〜(おいうリーグ解説)

以上!

 
作成日時:2025/11/12 23:59
カテゴリ
日記
コメント( 0 )
コメントするにはログインが必要です
シェア