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ぷよ通プレイヤーよ初代ぷよもやってくれ

by
くだら
くだら
くだらです。
今回はタイトル通り、ぷよ通プレイヤーに向けた初代ぷよダイレクトマーケティング記事です。


今まであまりこういう文章でのダイレクトマーケティングはしてませんでした。
それはそうで、だって公式オンライン対戦環境がなかったので。
「初代ぷよ面白いから、全国で数えるほどしかない初代ぷよが設置されたゲームセンターまで遊びに行こう!」という宣伝ができるほど強靭なメンタルは持ってなかったです。


でも、それはこれまでの話!
Switchでネット対戦ありの初代ぷよが遊べるようになります。
初代ぷよの熱帯環境は、WiiのVCAがWi-fiサービス終了によって滅んでぶりなので、2014年ぶり?

これだけでもいろんな人に遊んでほしいですが、わざわざ今回このようなタイトルで記事を書いてるのには理由があります。
上の埋め込みツイートにある初代ぷよの方のURLの方に飛ぶと、衝撃的な1文が。
 

>また、アーケード版では不可能だった、左回りと右回りが使える2ボタン操作や、続編の『ぷよぷよ通』から加わった「クイックターン」も可能になりました。

まじ!?
てっきりベタ移植かと思いきや、以下の2要素が追加。
・右回転だけでなく、左回転も使える
・クイックターン追加


つまり操作面においては完全にぷよ通と一緒になったということです。
これがぷよ通勢に向けた記事となっている理由です。

実は、この要素変更に関して初代ぷよ勢の間ではいろんな意見があります。
せっかくなのでそこら辺の話も。

両回転の導入

ぷよ通しか知らない人にとっては驚愕の仕様かもしれませんが、AC初代ぷよには回転が右回転しかありません。
これにより左回転1回ですむ場面も右回転3連打が必要だったり、また回しについても右回転しか使わない回ししかできません。

これによって「操作がしやすくなる!嬉しい!」とシンプルな流れになるかと思いきや、そうならない側面もあります。
初代ぷよには右回転のみだからこその戦術が存在します。
その最たる例が「浮かし」という特殊な回しによる延命技術です。
詳細については以前にぼくが簡単にまとめた記事があるので、参照してくれればと思います。⇒AC初代ぷよにおける回し技術

両回転の導入により、このような片回転のみならではの戦術の重要性は下がります。
そこを含めてもの初代ぷよの魅力、という人にとっては逆に凶報ですらあるわけです。
実際、ぼくもそういう初代ぷよならでは戦術は嫌いではありません。


ですが、ぼく個人としては両回転はかなり良いと思っています。
だって単純に右回転だけってくっそ操作しづらくないか?
確かに片回転だとそれ由来の戦術は生まれるものの、それ以外のすべてでただただ不便である。

その不便感すら初代ぷよならではの魅力である、という意見もあるかと思うが、ぼくは便利な方がすき。
両回転と片回転は車のオートマとマニュアルみたいな感じなのかもしれない。
かつて自分が親のススメに従いマニュアルで免許取ったとき、絶望的なセンスのなさも相まって仮免の実技で3回落ちるっていう伝説を残したことがありますが、その後オートマに乗ったら楽すぎワロタwwwって感じでした。あれなら絶対3回落ちたりしないんだが?
その経験が若干のトラウマになり、今も私は無事故無違反無運転を貫いております。そして可能なら今後も一生乗りたくない。
マニュアルにはマニュアルの味がある、とか言うけど楽な方が良いに決まってんだろうがクソが

それは置いておいて、初代ぷよでもぼくがそう思うのは通と初代ぷよの両方のコミュニティに所属してる経験も大きい気がします。
通ACぷよらーの知り合いに軽く「AC初代ぷよもやってみてよ~」とジャブを決めるものの、「面白そうだけどあれ片方回転しかないの操作難しすぎるからな~」って反応を無限回は聞きました。そしてその度に実際そりゃそうだよな、と思います。


また片回転のみの戦術が消える、と言いますが、逆に両回転が導入されれば両回転ならではの技術も生まれます。
具体的には、後述するクイックターンの導入も併せて、通とまったく同じ回しが可能になります。
画面外で見えない状態ながらも複雑なコマンド入力を決めて思い通りにぷよを操作するの、気持ちいいよね。おれはできないが


ここまで書いたのでついでにただの私怨も書くと、そもそも浮かしのシステムがぼくは好きではない。なぜなら連打という操作が致命的に下手だから。
やればわかるが、浮かし技術にはけっこうな連打速度が必要で、ACやアケコンのボタン操作ならかろうじてできるものの、普通のゲームコントローラーでは自分は連打速度が足りずに浮かしができません。
実際に自分以外にも連打が下手で浮かしができないから勝てない、という理由でAC版はやらない、と言っているプレイヤーを何人かみたことがあります。


クイックターンの導入

片回転と両回転の話が長くなってしまいましたが、次にクイックターンの導入について。
正直これはやってみないとわからないところが大きいです。
というのも、両回転の初代ぷよはAC版以外で遊べますが、クイックターンがある初代ぷよは完全に今回が初です

とりあえず、回しによる延命や画面上部の堀合は大きく変化がありそうです。
両回転仕様と合わせて画面外回しによる延命時間の増長は起きると思います。
なので今まで以上に完全致死(12段以上)のおじゃまを送ることが重要になりそうです。相対的に5連鎖が強くなるかもしれませんね。

延命時間増長の具体例ですが、2列目と4列目が埋まりはさまっちょむ死を遂げる通称「デスツイン」もクイックターンで回避できるようになるのはかなり大きい変化です。
ずらしデスタワーなんかは2列目と4列目にゴミが残りやすいので、その点で強化されるかもしれない。
なんにせよ言えるのは、回し技術はかなり重要なものになると思います。みんな練習しよう!

今思いついたことを適当に書いてますが、蓋を開けてみればそうでもないってなると恥ずかしいのでここら辺にしておきましょう。
こんな感じでAC版のゲームバランスとは異なる感じになると思いますが、これはこれで面白い感じになりそうで個人的にはけっこう期待してます。



ぷよ通プレイヤーに初代ぷよをススめる理由

以上2点の変更により、操作面でぷよ通と同一になったことで、ぷよ通プレイヤーにとっての参入障壁はかなり下がったと思っています。
この記事を書いた理由はそれですが、それはぷよ通プレイヤーに参入してほしい理由とは別の話です。
参入してほしいのは面白いからが最大の理由なのは間違いないですが、下心もあったりします。

ぼくは、ぷよ通プレイヤーの参入による「初代ぷよに起こる革新」に期待しています。
初代ぷよというのはどうしても人口が小さいのもあり、技術においても戦術においてもまだまだ発展の余地はあると思っています。
それには現初代ぷよ勢の中でいつの間にか凝り固まってしまった常識に囚われないぷよというのも重要です。
ぷよ通でも今になってくまちょむ戦法が生まれたりするくらいですから、初代ぷよでも当然そういうことは起こり得るでしょう。

例えば、ぷよ通プロプレイヤーの飛車ちゅうさんは実は初代ぷよでもトッププレイヤーです。
飛車ちゅうさんが初代ぷよでとる戦法は、「デスタワーと多連鎖をツモで使い分ける」というそれ自体は珍しくないものですが、その初手周りや使い分けにおける指針だったりはかなり独自のもので、それまでそのようなプレイヤーはいませんでした(なんなら今も飛車さん以外にいない気がする)。

初代ぷよではぷよ通以上に積み方に個性が出ると思っているので、ぷよ通で自らの没個性に悩んでるアナタ、初代ぷよどうですか?
fr〇nプロがfron積みを使っている理由も実のところ「強いと思うから」ではなく「人と違う連鎖を組みたい」からだそうだし、ぼくもそういう思考かなりあるので、それでトップレベルまでたどり着けるのは本当にすごいと思う(媚売りです)

話逸れた気がしますが、とにかく初代ぷよをよろしくお願いします!長文になったので終わり!
更新日時:2018/12/17 20:26
(作成日時:2018/12/17 16:41)
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日記
コメント( 1 )
クリッター
クリッター
2018年12月21日 23時10分

オンライン強い人しかいなさそう…。GTRみたいなオーソドックスな戦い方はデスタワーとかヘルファイアなんですかね?攻略サイトとオンラインでいい勝負できるのはどのくらいのレベルか知りたいです。

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