バーチャルコンソールでAC版の通と初代が発売されますね。
AC対戦会に毎週行っている手前どうしてもアケコンでやりたいのですが、switch用のアケコンは高い!
しかもこれ、メーカー独自のレバーになっているためレバーの入力が8方向で固定されてて斜めにしか入力できません。
13000円もするコントローラを買って、ゲームセンターに使われている三和電子社製のレバーに変えたら15000円以上してしまいます。
それに格ゲーで使うことを前提にしているのでボタンがムダに多い!
ぷよぷよなんで左右回転とスタートボタンが押せればそれで十分です。
wii用VCAぷよぷよ通が全盛期だったころ、それなりにぷよぷよが好きなひとは自作コントローラを使っていました。
自分用に作られた方もいたでしょうし、千剣さんが売ったりしていたいわゆる「センコン」を使っていた方もいると思います。
センコンはゲームキューブコントローラー端子なので、Switch用GCコンアダプタがあればそのまま使えるのですが・・・そもそもセンコンなんてレアモノもっとらんわ!!!
そういうわけでSwitchでつかえるコントローラの「のっとり」をして、Switch用のアケコンを自作することにしました。
素材として使ったコントローラーはこれ。
wiiU用ですがswitchでも使えるとのこと。
必要なのは中身だけなので、中古品を割安で入手しました。
●ひつようなもの
・材料
三和電子社ボタンOBSF-30 左右回転ボタン用。
三和電子社ボタンOBSF-24 スタート・セレクト用。
三和電子社レバーJLF-TP-8YT レバー。安く済ませたいひとはセイミツでもいいんじゃないでしょうか。
三和電子社レバー用ハーネスJLF-H レバーにつなぐ線。
ポッ拳コントローラ 前述。
M3ボルト・ナット 基板の固定につかいます。
M5ボルト・ナット・ワッシャー レバーの固定につかいます。手が当たる場所なのでトラス頭のものがよいでしょう。
リード線 ぜんぶ同じ色でもいいですが、A、B、スタート、セレクト、アース用で5色用意しました。規格はAWG24。
110型ファストン端子 あるとボタンの交換がラク。
熱収縮チューブ 4mm。ダイソーのやつでいいです。
タカチ電機工業T-600型貼り付けボス 基板をケースに固定するのにつかいます。
てきとうなケース なんでもいいです。個性出すところです。
・工具とか
半田こて ホームセンターでいちばん安いやつでOK。
半田線 ダイソーのやつ。
ヒートクリップ ないとはんだ付けがめっちゃしんどいです。
フラックス なくてもいいけど、あるとはんだ付けがラクになります。
24mmと30mmのホールソー ケースの穴あけにつかいます。
電動ドリル 同上。なければリーマーで。
電工ペンチ ファストン端子の圧着に使います。ダイソーのやつでいいです。
ニッパーとかドライバーとか、どのおうちにもありそうな工具類いろいろ
●基板編
このサイトを参考にして、コントローラにつなげる各線をはんだ付けします。
コントローラの裏のネジをすべて外して、基板だけ取り出します。
LRに繋がる線がありますが、いらないので外してしまいましょう。
前述のサイトののっとりポイントを確認したら接点にフラックスをちびーっと塗って、はんだを乗っけます。
コテに半田をとって乗っけちゃうのがラク。
乗っかった図。赤丸のところ。右芋ったw
AボタンとBボタンの接点です。
写真はアースのところ。
接点に半田を乗っけたらリード線を3mmくらい剥いて、ヒートクリップで接点と重ねます。
線への予備半田はいりません。かわりに接点と重ねたところでリード線にフラックスを塗りましょう。
半田コテをリード線に当てて、基板につけておいた半田が溶けたかな?って思ったら半田線を一瞬リード線に当ててあげます。
ジュッ!って音がして半田が乗ります。線→コテの順で基板から離します。
この要領でぜんぶの接点に半田付けします。
上下左右に対応する接点にはレバー用のハーネスを取り付けます。線は結束バンドでまとめます。
USB端子をSwitchにつないで、テスターで接触を確認します。
ちゃんとぜんぶ認識してくれてます。よしよし。
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1/19追記
ゲーム内のスタートボタンがXってことが判明したので、セレクトのところに半田付けした線(黄色)をXに配線しなおしました。
メニュー開くのが+ボタンになりそう。
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作業時間よりも記事書いてる時間のほうがずっとこさながい!
つぎはケースです。
つづきます。
Switch用のアケコンをつくるよ! ケースと配線編