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【連戦分析】トッププレイヤーを知る【live vs. delta編】

by
Akisame16
Akisame16
00.はじめに
  

  連戦分析、しましょうか。(ちがう)



01.もくじ
 00.はじめに
 01.もくじ
 02.おひさしぶりです
 03.liveとは
 04.deltaとは
 05あきさめEYE(草)
 06.おわりに




02.おひさしぶりです
  こんにちは、秋雨です。りべさんが嘆いていたので水面下で3か月ほど進んでいた分析をぶっ飛ばして覇王の慧眼ライクな記事を書くことにしました。(分析の如何によらず内容が変わらない部分は先に書いちゃうんですが、コレ書き始めたのは4月中です)

  覇王に慧眼ですか。いや、僕が持ってるのは慧眼じゃあないからなあ。何眼にしましょうか。絶賛募集中です。ちなみにド近眼です。5歳の頃からメガネボーイ。

  さて、りべさんの求めてる「紹介」とは180度とはいかずとも120度くらいは違うかもしれませんが、思いついちゃったものは仕方ないよね。

  「紹介」と「解剖」は別物ですからね。例えば「カエルの魅力を紹介して!」と言われて突然カエルの解剖始めるやつがいたら皆さんドン引きしますよね。僕もします。まあでもジャンル次第ってことでここはひとつ。


  お相手はみんな大好きdeltaさんです。

  まずりべさんの連戦分析をするにあたって対戦相手の選定基準を
   ①とても強い
   ②りべさんと連戦した動画が複数残っている
  とし、両方を満たすようなプレイヤーを探して deltaさん、マッキーさん、くらうどさん の3人を候補に挙げました。

  最初は、(りべさんのように一人一人に対策を練るタイプのプレイヤーなら特に)色んな相手との連戦をまとめたい思ってたので3人分やったるでとか思ってたんですが、蓋を開けてみれば無理ゲーでした。僕の掛けられる時間やモチベを考慮すると1年あっても足りません。

  ということで1人だけを選ぶことにしたんですが、そこでdeltaさんを選んだ理由は「最初に分析し始めたから」です。それ以上の深い意味はありません。あしからず。


  前回同様、この記事は「読んで楽しい」を目標として書かれたもので、「読んで役に立つ」ことはまずないと思います。普段は目に見えないデータが可視化されているということが好きな人向けです(が、正直なところ誰にでも読んでもらいたい)。酒の肴にでもしてやっていただけると本望でございます。


  それじゃあ紹介から入りましょう。



03.liveとは
  僕から説明することあるか…?

  とりあえずリンク貼っておきましょう。

   liveのブログ『清濁のるつぼ』
 
  Twitter
   YouTube

  ぷよぷよプロシーンのフロントライン。そこに彼の名前を見ない日はないと言っていいくらいに、粉骨砕身大活躍中のプロプレイヤー。マジで骨身を削ってる感あるのでいつかレイズ掛ける必要出てこないかちょっと心配ですがケアルラをこまめに掛けておけば安心ですね。

  プレイヤーとしての腕もピカイチで、国内外数々の大会で素晴らしい成績を残しまくってる強者。あとともくんに次ぐ「fronぴぽにあ24連勝キラー」(個人的な印象)。ところでともくんってともくんさんってのが失礼のない呼称になるんでしょうか。どこかで見たような事例ですね。ギョギョギョ。

  彼のプレイスタイルは「柔軟」が個人的に一番しっくりきます。積みやその発想はもちろんその通りなんですが、相手に合わせて、戦況に合わせて、「柔」と「剛」を自由自在に使い分ける、或いはハイブリッドにする。その切り替えが「柔軟」なんです。



04.deltaとは
  こちらも僕から説明することあるか…?

  やっぱりとりあえずリンクを貼っておきましょう。

   たーるでメモ
   Twitter
   YouTube

  神をも破壊する火力で現代最強の名を欲しいままにする巨人。放っておけば11万が飛んできて終了、手を出せば対応されて終了。どうやって勝つの?みたいなプロプレイヤー。

  このごろは所謂e-sports的な活動にも精力的で、りべさん曰く期待の逸材。頭のネジが外れて上野にPS4ゾロをツモらせた。何故かぴぽにあ邸のカメラには顔面ドアップで映る。

  大虐殺闘神みたいなぷよをするわりにTwitterやYouTubeのアイコンがかわいらしいというギャップや、3K(高火力・高身長・皆伝)を満たすパーソナリティで世の女性を虜にしている…かどうかは定かではありません(が、少なくともぴぽにあ邸のカメラは虜にしてる)。その真偽は頻繁によめぼツイートをしている事から窺えるかもしれません。


  【ぷよぷよ ””ヨダソウマ””と巨人の火力】


  しょうもない紹介しかできないのでさっさと本題行きましょうか。



05.あきさめEYE(草)
  普通に読んでいただければ大体分かるように作ったつもりですが、次回細かい定義をまとめて投稿しますのでよければそちらも併せてどうぞ。
  2先20セット先を1回、50先を2回の計277戦を調べました。正直に申しますと、限界です。

    →投稿しました。【連戦分析の裏話。】

  では参りましょう。

  ① 土台データ
   
     
左折が多めだが右折も珍しくない。先折GTRの手順以外は1段目の123列目に横3を敷くことが多く、そこから新GTRやサブマリンに派生する。
    詳しく見ていきましょう。
     
     
      いくつか別々の手順を持っており、その時々で使い分ける感じの土台選択。GTR手順以外は基本的に弥生手順チックな積み方に見えますが、一般的な弥生と比べると、先折サブマリンを好んでよく使っているのかその頻度が高いように思います。また、Tomさんが提唱した「第n次元天蓋」の考え方を既に吸収し実戦投入し始めているようで、最近の試合では組んでいる様子がよく見られます。




    
     
彼の特徴と言えばやはり高火力本線。それを支える安定した先折GTR手順を参考にしたプレイヤーも多いのではないだろうか。しかし今は、第1回・第2回おいうリーグの頃とは異なり後折も組むようだ。
    
    
      先折GTRド安定。特に先折GTR完全固定の手順をとっていた12月中旬ごろの動画では、2先20セット先を通して1回も先折GTRに失敗しないということを当たり前のようにやってのけてました(僕の記憶違いじゃなければ)。やばい。最近は特定のツモだけ後折を組むようで、それがデータに少し反映されています。
      余談…今のでるたといえば先折GTR!というイメージが強いですが、後折手順もすっごく丁寧でキレイなので後折やりたい人も彼を参考にできるのでしましょう。って僕の大好きなプレイヤーのSさんが言ってました。僕も動画見てみたけど実際めちゃキレイだと思います。【参考動画】


  ② 全消し戦勝率/全消し戦での大雑把な戦い方
    
   全消し戦自体は50先やって10回と少ししか発生してないので参考程度に。
   全消し戦での戦い方は両者ともに右カウンター。そのうえでliveさんは比較的即消化することが多く、deltaさんは受けてから回収率の高いカウンターで反撃を狙うことが多い。


  ③ 勝ち試合の内容・負け試合の内容
    
   本線打って上回るとか相手がツモれないとかだったら本線勝ち、中盤で潰すとか対応が刺さるとかして勝ったら中盤勝ち。大体そんな感じです。細かい定義は次回記事で。
   他のデータが何もないので何とも言えませんが、liveさんは中盤重視、deltaさんは本線寄りのプレイヤーと言えるでしょう。概ね前評判通りだと思います。


  ④ 本線打った時の先打ち率・後打ち率
    
   「先打ちされて、後打ちできなかった」って場合は集計外なので、必然的に先打ちが多くなってしまいますが、それでもdeltaさんの後打ち率の高さが光りますね。対応が上手いんだぁ。


  ⑤ 平均本線火力
   先打ち
    
    ※410000 は 50000 のことです。
   先打ち本線火力には5000点もの差がついてしまっています。『神をも破壊する火力』の面目躍如といったところでしょうか。

   後打ち
    
   一方で後打ち火力はそこまで大きな差はついていません。deltaさんが600点ほど上回ってはいるものの大体同じと言っていいでしょう。これはliveさんの伸ばしがめっちゃうまいってことなんでしょうかねえ。


  ⑥ 本線勝率
   先打ち
    
   やっぱりdeltaさんの本線は強い。先ほど紹介した本線火力の高さに裏付けられ、きちんと高火力で勝利を収めています。

   後打ち
    
   後打ち火力にはそれほど差が無かったにもかかわらず、その勝率には先打ちの時以上に差の開きがあります。これは結構意外でした。deltaさんは「中盤で相手に無駄に大きく使わせる」のが得意ということでしょうか、そんな感じだと思います。全然違うかもしれませんが。

 
  ⑦ 打ち合い勝率
    
   セカンド勝負や、お互いに潰れて乱戦になったときの勝率です。これが高いということは、ばらけたぷよの回収や連鎖の修復を得意としているということなんだと思います。こういうのliveさんが得意かなーとか思ってたんですが全消し戦のカウンターとかで差がついてしまったんでしょうか(deltaさんのカウンターマ・ジ・でうまいと思う)。


  ⑧ 中盤先手後手率
    
   後手をとり、自分からは出来るだけ動きたくないというdeltaさんに対してliveさんは積極的に仕掛けていくようです。その攻めの切れ味は非常に鋭く、突然発生した2ダブで一閃、勝負を決めてしまうことも。しかしdeltaさんが間に合えば大きな対応が大胆に放たれるので、本線を打たされるという試合展開になりがちです。

   ⑧-a 先手手数
     
    中盤で先に仕掛けたときの手数。
    意外と差が全然つきませんでした。それとももしかしたらこの小さく見える差が本当は大きいのかもしれません。ただ、差が小さいとは言ってもliveさんの攻め意識の方が高く、早く仕掛けているようです。


  ⑨ 対応タイプ
    
   どんな連鎖で催促に対応したか。単発での軽減等も含めているので必然的に純連は多くなりますが、割合としてはliveさんは連結やマルチで、deltaさんは純連で、それぞれ対応することが多いようです。そして同じ試合数にもかかわらずdeltaさんは対応の回数が多いんですよね。僕の推測ですが、これは「フィールドにお邪魔を降らせたくない」という意識から来るもので、そしてそれが彼の高火力につながってるんじゃないかなー、と、そう考えてます。


  ⑩ 総合勝率
    
   そんなこんなで3回の連戦での総合的な勝率です。現代最強の名は伊達ではありませんが、liveさんもさすがの食らいつきっぷりですね。てか連戦分析するのにもちろん動画をしっかり観ることになるんですが、ほんとに2人ともクッソ強くて「これが”S級”……ッ!!」ってなりました。

   以上で今回の連戦分析はおしまいです。僕が覇王の慧眼をやるには覇王という肩書もそれを裏付ける強さも足りていないので、考察はほどほどにデータを並べる感じにしました。深い考察は強い人にお任せします。



06.おわりに
  ここまで読んでくださったみなさん、大変お疲れさまでした&本当にありがとうございました。

  投稿お待たせしてしまって申し訳ありません。次回もまたお待たせすることになるとは思いますが、それまでは忘れて気長にお待ちいただけると僕としても気が楽です。感想とかの部分は次に回すとして、
今回はここまで。


   ※データについて。YouTubeに上がってる誰でもアクセスできる動画から取ってきたので大丈夫かと思われますが、もし「自分のデータが数字として出るのが嫌だ」等の問題がありましたら、お手数ですがこの記事のコメント欄か、僕のTwitter(@Akisame_16)にご連絡ください。修正するなりデータ消すなりします。(当事者からの申告に限ります)


2019/6/5 Akisame16
同日18時半ごろ ちょっとだけ整えて定義記事へのリンク貼りました。
更新日時:2019/06/05 18:28
(作成日時:2019/06/05 16:50)
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日記
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