こんにちは、名古屋で狂ったようにぷよぷよをしている青色と申します。
最高レート3100くらいで、プレイ時間と実力が比例していませんが、いろんな土台でぷよを積むのが好きです。
前置きはさておき。
アドカレ等でぷよキャンで色んな人が記事を書いている中、
"自陣凝視"について言及している人がいないなと思ったので、1度まとめてみたいと思い、筆を取りました。
所詮中級者にもなりきれない人の記事なので、こっちのほうが良いなどのコメントやご指摘大歓迎です。よろしくお願いします。
色んな人が「ギョウシ…ギョウシギョウシ…」とギョウシ蝉なのか? というくらい凝視と言っているかと思うのですが、そもそもぷよにおける凝視って何なのでしょう?
私は大きく2つ、更に細分化すると以下のようになると思っていて、多くの人は1について言及していると思っています。
- 敵陣のぷよ把握
- ぷよ量の把握
- 保有連鎖数の把握(本線、副砲)
- キーぷよが乗っているかの把握
- 連鎖が暴発していないかの見極め
- (序盤)速攻を打つかどうかの把握
- 相手が次何連鎖を打ってくるかどうかの判断
- 自陣のぷよ把握
- 自分が今何連鎖持っているかの把握
- 連鎖が暴発していないかの把握(or どこに何を置けば暴発するかの把握)
- ネクスト・ネクネクから次のぷよをどこに置くべきかの判断
- 相手とのぷよ量の差の把握
- 自分の攻撃を打っていいかの判断
正直、
1の技術を習得するのは2が出来るようになってから、レートで言うと3000に到達してからで大丈夫だと思っています。
そもそも凝視という技術は自分の連鎖がきちんと組めていることを前提としていて、それが出来ない内から1のギョウシ蝉になると必ず頭打ちになるからです。
どんなに凝視力が優れていて、対応が上手いとしても自分の連鎖力が無ければどこかで勝てなくなります😢
1の技術が優れているに越したことはないのですが、それよりはまずミスを減らして勝率を上げる方が上達は早いと思います。
今回は2について深堀していきたいと思います。
2-1. 自分が今何連鎖持っているかの把握
さて、では自陣把握とは何をしたらいいのだろうかというところで、まずは自陣のぷよ量を把握します。
ひとまず土台完成時点で、自分は5連鎖あるなと把握出来ることが自陣把握のファーストステップじゃないかなと考えてます。
次の段階として、連鎖尾や土台を変えた上でも何連鎖あるのかも把握できるようになりたいですね。
↑だと6連鎖ありますね。
当たり前ですが、これは
上部にいけばいくほど把握が難しくなります。
この連鎖、よく見ると先ほどまで連鎖尾として使っていた赤と黄が連鎖頭として使われ、1列目の黄色と4列目の赤が連鎖尾に入らなくなり、8連鎖になりました。
このくらいのぷよ量であれば10連鎖あってもおかしくないのですが、連鎖尾を連鎖頭として使ってしまう、本当にあるあるだと思います。
もし、これをよくやってしまうな…みたいな方がおられれば、もうこの時点で相手の盤面見ている場合じゃねえ! とご理解いただけたのではないでしょうか。
自分の連鎖さえわかってないのに、相手の連鎖が見えるわけないのです。
だからこそ、まず自陣凝視について習得すべきだと私は考えています。
この節で大事だと思っていることは2つです。
①まず基本となる土台や連鎖尾の種類を覚えて、自分が何連鎖持っているかを把握する
②連鎖頭と連鎖尾が干渉しないか(置いてあるぷよを連鎖頭 or 連鎖尾として使っていいのか)を考える
上位のプレイヤーでも中盤戦等で荒れた後に②を咄嗟に判断することは難しいです。
ただ、まずその前段階としてとこぷよ等でもそれをしないようにすることを意識すると良いのではないかと思っています。
2-2. 連鎖が暴発していないかの把握(or どこに何を置けば暴発するかの把握)
これを2節目に持ってくるかは悩んだのですが、アドカレで知名度が鰻上りとなったばんきょうシステムについても少し言及したいと思い、ここに置かせていただきました。
親の顔より見た暴発とか、いろんな有名な形があると思いますが、折角なので。
詳しくはしなしなまんさんが以下の記事で解説してくださっています。
先折GTR究極の1手 (~ばんきょうシステムのすゝめ~) | ぷよぷよのコミュニティ|ぷよぷよキャンプ|
ばんきょうシステムに手を出すのであれば、こちらも併せて見るといいと思います。
ばんきょうシステムの構築に失敗した時のリカバリーについて | ぷよぷよのコミュニティ|ぷよぷよキャンプ|
敢えて言いたいのが、
強い人はもうずっとこれを使っていました。
要はGTRの上に横3やL字を組むと強いよっていう話なのですが、どうしてこの話をここでしたかというと、この形
終盤になればなるほど暴発リスクが高くなり、2-1で触れた自陣の連鎖把握が難しくなります。
強い人にとって"暴発させやすい"(=中盤しやすい)というのはメリットでもある、ということを覚えておかないと火傷をします。
初中級者にとっては、一番のデメリットだからです。
例えば、こんなのを組んだとして、どこから発火しますか? という話です。
普通に
4列目から3列目の青から発火すればいいんですが、例えば、青をまっすぐ置くと、7列目で消す筈のキーぷよが消えて2連鎖になります。
じゃあ青を消すために幽霊使ってこんな感じで組んだとします。
次は黄色が消えません。
3列目からの発火だと、本線にならないことがお分かりいただけたかと思うのですが、
"当人は本線だと思って打っている"というのが最大のポイントです。
そして、因みに4列目から発火すると連鎖尾の赤が飛びます。
つまり、全部綺麗に消したいのであれば、実は3列目からの赤から伸ばして打つのが正解だったわけです。
どうでしょうか。
むずくない????
そりゃ落ち着いてとこぷよやシミュレータでゆっくり見ていけば気づきますが、対戦でさっと気づけるのかどうか。
もしむずくないのであれば、正直既にこの記事の読者の範疇を超えています。
私はばんきょうシステムを組むなと言いたい訳ではなくて、この節のタイトル通り、
連鎖が暴発していないかの把握(or どこに何を置けば暴発するかの把握)ってとっても大事だよ、と言いたいだけなのです。
そして、もし大連鎖で勝ちたいというのであれば、ばんきょうシステムの前に鍵積みや階段等の基礎的な連鎖を組むことをおススメしたいと思っています。
それが出来た上でのネクストステップの組み方なんじゃないかと思っています。
これだけ綺麗にかつスピードを持って組めていると相手も迂闊に攻められません。
まずはしっかり大連鎖を組めるようになった上で、中盤戦も出来るようになりたいと思った際にばんきょうシステムに取り組むといいと思います。
アンチばんきょうシステムみたいな節になっているかもしれないのですが、私自身が今練習している形であり、
使いこなせれば隙が少なく連鎖を+1-2連鎖増やせる形だと思っています。
なのですが、使いこなすのがある程度実力がないと難しいということを念頭に置いてその上で練習すべきだと思います。
(この形に拘り過ぎるのもまた悪手)
まあ、ここで言いたいのは自分の形が暴発しているのか、本線が維持出来ているかをきちんと把握出来る形を組もうということでした。
2-3. ネクスト・ネクネクから次のぷよをどこに置くべきかの判断
当たり前のことを書いてるだけなのですが、例えばネクストを見て置いていった時にどちらがやばいと感じますか?
右はすぐに第一折り返しを完成させられますが、左は青を5-6に横にするか立てて…となり、結構隙の大きい形が続きます。
この状態は2ダブが飛んでくるリスクもあるので、連鎖尾側で何らか対応を持っていないと怖いですね。
隙が生まれやすい折り返しはこのように残り3個欲しい色がこないと組めない形で放置するのは悪手です。
ただ、やってしまいがちでもないかとも思ったので、ここで敢えて書かせていただきました。
第一折り返しについては、既に意識されている方も多いと思いますが、結構第二折り返しの隙に悩んでいる方は多いのではないかと思います。
大連鎖を組む上で13連鎖以上は第二折り返しが基本必須になってくると思います。
(多重や連鎖尾を綺麗に組めれば不要ですが…いずれにせよそのあたりでいつでも発火出来る形を組むという技術は必要になるはずです)
第二折り返しについてはliveさんを参考にしてみてください。
りべぷよ!【liveのぷよぷよ実況】 - YouTube
2-4. 相手とのぷよ量の差の把握
この節は純粋に自陣把握だけの内容ではないのですが、
レート3000未未満でもちょっとくらいは相手盤面を見るといいよという、最初とちょっと矛盾した内容を書いています。
だって、速攻2ダブでやられまくったら腹立ちませんか? 私は速攻野郎を絶対に許せません。
まず、私は、自分の土台が完成した時点で相手をチラ見します。
もちろん手は止めません。
この時点で
①相手は自分よりぷよ量が多い
②相手は黄色発火で2ダブを持っている(ここまで見られればベター!
というのが分かると思います。
なので、"自分は今攻めるべきではない"と判断出来ればひとまずOKだと思います。
ぷよぷよeスポーツで攻めが強いとされるのは割子という仕組みとツモれるぷよ量が多いからという理由に他なりません。
つまり、中盤戦でバンバン戦うようなB上位以上でないのであれば、"相手より大きい連鎖を打つ"方が基本良いのです。
↑の状況、相手が2ダブを打ってくるのであれば本線即合わせ対応するしかありませんが、それで正解だと思います。
これで負けるからといって謎の対応をしだすと、そもそもぷよ量不利なので最終的に乱戦でも勝てません。
ヨダソウマさんも言ってますが、基本的にぷよぷよの強さは、速度と連鎖力が9割です。
♡ぷよぷよ簡単中盤講座♡|ヨダソウマ
土台構築時点でぷよ量で負けているのであれば、なんかもう早く組めるように頑張るしかない。
逆に勝っている状況であれば、小連鎖で相手の本線を誘う手は非常に有効です。
この節で言いたいことは下記です。
①土台構築時点ぐらいの段階では相手の盤面をチラ見する
①-1 もし自分のぷよ量が負けているなら攻めない
①-2 ぷよ量が勝っているなら攻めてもいいし、相手が仕掛けてきたタイミングで大きい連鎖を返す
2-5. 自分の攻撃を打っていいかの判断
2-4に引き続き、あと2点相手の盤面を見た方が良い箇所があります。
1点目は"自分が仕掛ける時"です。まず本線先打ちパターン。
この場合、どう考えても相手の形の方が良いですね。(対応もしやすそうだし本線もしっかりある)
そんな判断が出来る人がこのクラスなのか? という疑問はさておきですが、この場合本線発火を我慢して、どこかを暴発させて意図的に連鎖を誘発したり、もしくはまだ伸ばすことを考えた方がいいと思います。
次に、催促を打つ場合です。
相手5連鎖がありますね。これはもう同時に合わせられたら打った時点で負け確です。てか相手の形強くないか? 残しもいいぞ。
逆に相手が2ダブしかないような形を組んでいるなら、↑の4連鎖先打ちは有効に働くので打っていいでしょう。
少し本筋とは反れますが、以下の動画がばんきょうさん→中盤寄り、scibeanさん→本線寄り で組む方々をdeltaプロがコーチングしている動画です。
攻めるべきかみたいなところの基本的なところはここで習得すると良いのではないでしょうか。
お試しコーチング【ぷよぷよeスポーツ】
攻める隙がなければ、もう高速連鎖先打ち野郎になればいいと思っています。ひたすら伸ばしましょう。
もう伸ばせないと判断したら潔く本線発火していいと思います。
相手が自分より大きい連鎖を打ってくるなら、もう相手が強いです。諦めましょう。
連鎖力を鍛える他無いです。
この節で言いたかったのは以下です。
①自分が連鎖を打つ時に相手の盤面をチラ見する
①-1 本線を打つ場合
①-1-1 (相手の本線が同等~大きい、伸ばしで大きくなる余地がある)相手を先打ちさせられるよう本線を切って連鎖を小さくし、相手の先打ちを促す
①-1-2 (相手の伸ばしが難しそう、暴発している等が判断できた)ぶっぱなつ
①-2 催促や単発を打つ場合
①-2-1 (相手の対応が同等~大きい、伸ばしで大きくなる余地がある)我慢して、相手の隙を伺う。本線を伸ばす
①-2-2 (相手に隙がある)打つ
-----
後半は敵陣の凝視についても触れてはいるのですが、自陣凝視について掘り下げて言及させていただきました。
基本的に自陣を把握出来ていれば、ミスで負けることが減り、負けたとしても次の課題を見出しやすくなると思います。
どうしたら強くなれるのか、というところで悩んでいる方がいて、もしこの記事が何かの気づきになれば幸いです。
私も全然できません。何ならいつもフィーリングで自分〇連鎖あるなとしか思えてないし、本線はどこかで暴発し、催促は中途半端な本線になってしまう。
私もこういうことがスンスンできるようになりたいなと思い、この記事をまとめました。
是非とも一緒強くなりましょう、最近配信環境を整えたので、良かったら遊びに来てください。
(チャンネル登録してもらえると、嬉しい気持ちになります)
Very Blue - YouTube