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Number風にぷよぷよを語る。 チュー

by
横えび
横えび
ぷよぷよ史上最遅。
ACぷよぷよフィーバー、全一への大道草。




(はじめに)
 ぷよぷよeスポーツ アーケードにてレーティングが2,700前後になると、ある条件を満たしてレート戦に勝利するとあることが発生しなくなります。
 ここで問題。「ある条件」および「あること」とは、なんでしょうか?解答は、本稿いちばん下にて!



・アラフィフ直前、初の公式全一。
 2021年8月7日。ぷよスポACぷよぷよフィーバーにてレート2,674到達、当時のレーティング1位を更新。コロナ渦のアーケード部門、AC撤退済の強豪も多く(従来のトップ2名(りゅうき,T-02coco)は、1年以上戦績変動なし)競争率が高いとは言い難い。しかしぷよ歴30年目にして初の全国1位と書けば、多少は注目していただける、かもしれない。
 ただしここまでは、相当に屈折した道のりであった。懺悔録も兼ねて、以下にぷよF黎明期から現代までの流れを遺しておきたい。


 ラウンドワン金沢店のカーバンクル、バルトアンデルス
  戦績114勝6敗、驚異の勝率95パーセント!



・稼働開始、そして挫折。
 2003年11月。SEGA系列店をはじめとする全国のゲームセンターにて、ぷよぷよフィーバーの稼働が始まった。当時入り浸っていた秋葉原GiGO(2017年に、セガ秋葉原2号館へ改称)では、ぷよ通対戦台の横にフィーバー対戦台が2セット併設された。船橋市民になって間もない横えび氏は、他のセガぷよ勢諸兄に交じってシリーズ最新作へ挑戦し・・ あァッと言う間に挫折した。
 自身の頭の固さや応用力のなさは承知しているつもりだったが、自分でもびっくりするくらいフィーバー感覚が染み込んでいかない。でかぷよや4個ぷよは辛うじて理解できたのだが、3個ぷよや4列目窒息やフィーバー伸ばしその他はどうしてもアタマが受け付けず、また時間感覚(間合い感覚と書く方が正確かもしれない)の切り替えもまるでできないのは少なからずショックだった。かと言ってアルル(2個ぷよのみ、旧来のぷよぷよ感覚である程度プレイ可能)への妥協は得策とは思えず、翌12月には従来路線への回帰(ACぷよ通への逃避)を決め込んでしまったのであった。



・大停滞期の16年半。
 2004年から2020年8月にかけて、小職がぷよぷよフィーバールールで遊んだのは25~30回くらいだろうか?ぷよぷよ7の対CPU戦でたまに遊ぶのみ、2012年のIPS(扇ヶ丘レジャーセンター,バイパスレジャーランド藤江)移籍以降は一度もプレイしなかった。セガがぷよぷよ通&ぷよぷよクエスト重視に切り替えたのも大きかったが、仮にフィーバーメインを継続していたとしても小職ではついていけなかっただろう。
 ただし自分ではやらなかったものの、興味がなかったわけではない。ニコニコ動画のガチ勢連戦や、MXF,なもこ,citrus,しばかず,yati(敬称略多謝)選手らフィーバー上位勢のスーパープレイは定期的にチェックしていた。2020年のなごやん加入後に再参戦を果たせたのは、動画鑑賞や生観戦である程度の感覚を身に付けられていたのは大きかった、と思う。


 未知の恐怖gerushin、鮮烈なるハーピー速攻。
  ゴールデンウィークに3タテを喫しました、次なる参戦はやくッ



・BOX.Q3、43歳の再挑戦。
 2020年9月。転居先の岐阜でぷよスポAC対戦会を始めた頃、名古屋BOX.Q3にてある若手選手に言われた。
「いつもぷよ通対戦ばかりじゃあ、面白くないですよ」
「じゃあ、スコアタック?ACスコアは100円6分だし、対戦の方が面白いんじゃ」
「違いますよ、通じゃなくて!」
「!! ってことは・・」
「YES, FEVER!!」
 この若造なかなか鋭いところを突きよると思ったが、面白い提案と感じたのもまた事実。不惑をとうに過ぎ、動画だけで新感覚を習得できるのかという不安はあったが、ダメならまたAC通に逃げ帰r慣れるまではアルル定型をゴリ押しすれば・・
 マッチングが苦しいぷよスポACでも、ぷよ通を上回る過疎。Aimeカード保持者数はぷよぷよ通の2割以下、休日午後に30分誰とも当たらないのはザラ。フィーバーセンスもさることながら、忍耐力を問われる戦いとなった。フィバインさせられたら負けと思い込みひたすらアルル自力GTRカギ積み階段本線、サブとCPU練習はルルー、3個ぷよダメ絶対。
 結論のみを書くと、マッチングに苦慮したのを除けば望外の戦果。セガぷよ通にはある程度耐性があったためか、思ったよりも早くフィーバー感覚を楽しめるようになった。ぷよF作法を無視した花山薫スタイルは相手側からしたら厄介かつ不快そのものだったかもしれないが、3個ぷよを切り捨てた小職のノウハウではこれが精一杯だった。



・なごやん独占、Q3 VS a-cho。
 悪戦苦闘(割と色々ありましたが、長くなるため省略)の末2021年7月下旬にレート2,661、1位到達まであと13点。この勢いを活かして7月中にはと意気込んだが、そうは甘くなく。翌日は初期レート勢に悪夢の3連敗で100点以上削られ、メンタルが折れそうになった。翌週末に再び這い上がり始めたものの最後の方は1本も落とせない切迫感、生涯初の全一プレッシャーで視界と右手人差し指と心拍がおかしくなり、連勝中にもかかわらず何度もQ3店外に出ては心身を落ち着かせるのに必死だった。
 群馬の楽なお選手や京都ななしのぷよらー氏(後述)には、この日何度も負け寸前に追い込まれた。前週の連敗から奇跡の23連勝で全国1位を更新できたのは、僥倖だったとしか言いようがない。


 ラスト2ヶ月は、事実上この方とのマッチレースとなりました。
  a-choななしのルルー階段遣い、いったい何者なんだ・・


 現在のぷよスポACランキングはぷよ通対戦がKamestryプロ、スコアアタックはぷよ通・フィーバーともにdrapom選手が全一を保持。小職を含め、四部門の1位すべてを新旧BOX.Q3勢が独占することとなった。S級どころかA級すら参戦経験のない中年が肩を並べるのは少々心苦しいが、回り道の末のご褒美とご容赦いただければ幸いである。
 フィーバーをやり込むと通が弱くなるかという懸念も正直あったが、自分に限っては杞憂だった。ぷよ通(ぷよフィーバー)に煮詰まっている方はぷよフィーバー(ぷよ通)を遊んでみるのは、いい解決策だと思う。現在の横えび氏にあれもこれもは正直言ってしんどいが、これからも可能な限りAC二刀流を続けていきたい。



(冒頭の解答)

 ここまで辛抱強くお読みいただき、ありがとうございます。(読み飛ばしたそこのあなた!最初から読み直し!!)
 冒頭問題の解答は、「レートが700点以上(?)下の相手に2-1で勝利すると、レートがプラスされなくなる」でございました。ぷよスポACのレート計算式が不明のため正確な条件はよくわかりませんが、初期レート前後の方に1本取られると勝ってもレート変動なし&もう1本取られる(0-2もしくは1-2で負ける)と40点近く削られるという理不尽ゲーが発動するのでございます。つまりAimeカードのない方相手にレートを上げようと思ったら全試合2-0で勝つ以外ないわけで、一定の割合でガチ勢がカードなし参戦するぷよスポACでその戦績は不可能事でございます。
 なお「ぷよぷよで苦しいならぷよテトをやれば」というアイデアも勿論アリとは思いますが、小職テトリスはフィーバー以上に鬼門でございまして。どうかどうかぷよぷよテトリスだけはご勘弁くださいお代官様どうか、としか申し上げようがございません!(アーケード版ぷよぷよテトリス稼働はやくー!!)
更新日時:2021/09/18 19:15
(作成日時:2021/09/18 14:18)
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