330

潜り込みの構造を整理してみよう その1

by
ヌリトオ
ヌリトオ
長らく純正雪崩について見てきたけど、
連鎖尾は勿論それだけではありません。
潜り込みも必須のスキルになりますね。

潜り込み、と聞くと初心おっさん勢としては、
またなんだか未知の技術が出て来ちゃったな、
などと思ってましたが、しかし本当にそうか?


よくよく考えているうちに、知ってる技術の、
その延長線上にあるような気もしてきました。

してきましたので、その辺のことを、
まずは自分のために言語化してみる。
相変わらず長い話になりそうなので、
どうぞ気長にお付き合いくださいな。
前回ぶりです、ヌリトオです。


まず潜り込みとはそもそも何なのかと考えるに、
要は挟み込みの一種なのでは、と思うわけです。

たとえば、かんぬきや斉藤スペシャルの消え方を見ていけば、



ここから、



5列1段目と3段目の紫に、
青を挟み込んだ形になって。


たとえば、Tomスペシャルの消え方を見ていけば、



ここから、



5列1段目と3段目の紫に、
青を挟み込んだ形になって。


たとえば、デアリスの消え方を見ていけば、



ここから、



6列1段目と3段目の紫に、
青を挟み込んだ形になって。


そういう、2列や3列を使った挟み込みと言えそうです。
横に広く使っているので慣れるまではピンと来ませんが、
連鎖の土台ぷよと仕掛けぷよの関係で考えていくのなら、
たとえば仕掛けぷよを縦に重ねるようにして見てみると、
どう見たって挟み込みになってしまうではありませんか。






つまり、連鎖の途中で、土台ぷよを下に仕込んでおき、
それを挟み込みで後から消化する、まずはそれが基本。


そしてその基本がわかることによって、
潜り込める形が限定されてくることもわかります。
雪崩の要素を整理してみよう その2 も参照してください。

まずはシンプルに考えていくため、
段差のない3列連鎖尾で考えていくと、
1段目に潜り込みが可能な形は、

Sぷよ



Zぷよ



Jぷよ



Lぷよ



Tぷよ



なんと基本形はこの5種だけ。


また、段差のない2列連鎖尾で考えていくと、
1段目、あるいは1,2段目に潜り込みが可能な形は、

Sぷよ




Zぷよ



Jぷよ



Lぷよ



Tぷよ





4,5列か5,6列かは置いておいて、
なんと基本形はこの6種だけ。


潜り込みや雪崩を重ねると形は複雑になっていきますが、
まずシンプルに考えるならば、この11種の形を意識し、
上に仕掛けぷよを積むことができれば、潜り込みは成立。
そう考えると、潜り込みの仕組みはわかる気がしてくる。

手順としてどうするかも実戦では必要ですが、
その辺はまあ追々やっていければいいなあと。
作成日時:2023/11/28 22:50
コメント( 0 )
コメントするにはログインが必要です
シェア