2919

※修正中【練習法】動画の考察方法②

by
kaoru2424
kaoru2424
1.序盤の手順と効率の良い置き方

「土台がきれいに組めない」
「ちぎりが多くてぷよ量に差ができてしまう」
「ほしい色がなかなか来なくて隙ができる」

 こういう方は、上級者の手順について見ることをおすすめします。このようなことが起こる原因としては、効率よくぷよを活用してなかったり、八一待ちができていなかったりすることがよくあります。上級者の手順を見ることで、自分の中になかった置き方や発想を学ぶことができ、これらの問題を解消することができます。そこで、私が実際に動画を見るときにやっている方法を説明します。


◆ 自分ならどこに置くか考えながら見る

 これは定番ですね。対戦動画を見ながら「このツモは自分ならここに置く」ということを考えながら見ます。慣れてると動画を再生しっぱなしで行うことができますが、速さに思考が追い付かない場合は動画の再生・停止を繰り返してゆっくり見てください。YouTubeであればスペースキーを押すだけで再生・停止を繰り返せますし、左右の矢印キー「←」「→」で前後の微調整も簡単にできます。
 動画を見ながら自分の置き方と異なる置き方をしたときに、「何故そのように置いたのか?」という点について考えます。考える点は様々ですが、私が基本としていることは「①効率の良さ」「②隙の有無」「③受けの広さ」「④ネクストやネクネクとの調和性」の4つです。これらについて順に説明します。

① 効率の良さ
 以前のとこぷよの記事にも書いたことと全く同じです。2色(ゾロならば1色2個)を両方活用できる置き方をしているかどうかを見ます。
【例1】        【例2】
 
(例1) 左に置くよりも5列目に置く方が赤と緑の両方を活用できる。
(例2) 右に置くよりも2個必要な左の方が活用できる

② 隙の有無
 その置き方をすることで発火に必要なぷよ量が多くなっていないかどうかを見ます。序盤なら速攻を構えられていない限りは隙があっても気にしなくてもよさそうですが、中盤や終盤なら意識するべき点です。
【例3】        【例4】
  
(例3) 折り返し部分に黄と緑が1つずつ置かれているため、本線がすぐに打てない。
(例4) 4連鎖が見えるが、発火するのに赤3つ黄1つと必要数が多い。

③ 受けの広さ
 置くことができるツモがなるべく多くなる置き方かどうかを見ます。これは対戦中に見つけることはかなり難しいので、あらかじめ考察して定石化すると対戦中の思考を減らすことができます。
【例5】
 
左の置き方は黄→赤のルートしか見えないが、右の置き方は赤→黄色やその他の色がきても柔軟に組むことができる。
 
例えばこんな感じに色々な形を組むことが可能 → 受けが広い!

④ ネクストやネクネクとの調和性
 ネクストやネクネクのツモと組み合わせることで、より良い形になる場合があります。そのための置き方なのかどうかを見ます。
【例6】
 → 
赤青を2列目に置くと1列目が深くなり組みづらそうだが、ネクスト・ネクネクのツモを見れば、きれいに組めることがわかります。


 これらを意識しながら動画の置き方の方が良ければそれを覚える!自分の置きが良ければ気にせず次に進む!という感じで私は動画を見ています。もちろん意識するべき点は他にも沢山ありますし、相手陣地の状況にも左右されます。そのため、その置き方が最善かどうかは毎回自分で判断しなければなりません。これがかなり難しいので、よくわからなければ厳密に考えずに「この置き方のほうがなんか好きだなー」くらいで次にいきましょう。自分が納得する置き方が見つかればそれでいいと思います。ぷよぷよなんて正解のないゲームですからね(゚ω゚)


 いかがでしたか?なかなか言語化するというのは難しく、まだまだ伝えきれていない部分もありますが、今回もお力になれたのであれば幸いです。
 次は催促・対応の作り方とタイミングについての動画の考察方法をまとめようと思います(゚ω゚)

《前の記事》【練習法】動画の考察方法①
https://puyo-camp.jp/posts/54282
《次の記事》【練習法】動画の考察方法③-1
https://puyo-camp.jp/posts/54556

【目次】
更新日時:2018/11/30 18:35
(作成日時:2018/06/07 10:18)
コメント( 0 )
コメントするにはログインが必要です
シェア