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いつまで"ぷよ通"に依存してんの?という話 ~真のぷよプロの誕生~

by
kimeinu
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どうも、隠居勢なキメイヌです。

先日ひさしぶりにぷよ界の人から飲み会のお誘いがあり、参加することになりました。昔はこういった誘いがよくあったものですが、ここ4,5年間は年に1回お誘いがあれば良いほうで、残念ながら殆どこういった事はなくなりました。たまに連絡が来たと思ったら、「ぷよ界の誰々の周りで事件が発生!荒れてるぞ!!みたいな野次馬な情報ばかりです。いや、そういうの大好物なので非常に助かってますが。何はともあれ、今回誘ってくれた方ありがとうございます。セミ老害の自分もまだ生きてて良いんだなぁと感じました。


さて本題。今日は、"ぷよ通ルール"が蔓延し過ぎだよという話です。

ぷよキャンに登録しているような方は当然ご存知だとは思いますが、ぷよぷよシリーズでは多数の作品が発売されてきました。そして新作が出るたびに、ほぼその都度新しいルールが生まれてきました。最近の傾向では、1作品に1新ルール追加ではなく、複数ルールが追加されることが多いです。最も顕著なのは2011年に発売されてた「ぷよぷよ!!」でしょうか。従来の人気ルールに加え、新ルールが11も追加され、計21ルールが収録されている大作です。ぷよぷよシリーズ累計で言えば40種類くらいはルールがあるのではないでしょうか。(※だれか詳細求む)


■大正義ぷよ通ルール

で、この多数のルールがある中で一番人気なのはご存知、通ルール。通ルールは、初代ルールの次に生まれた2番目のルールで、ぷよぷよと言えばこのルールだという人も少なくないです。(一般認知度では初代ルールの方が上という説もあり、僕もこれを支持)
ゲームシステム的に言えば ①シンプルで傍から見ても分かりやすい ②やり込めば奥が深い(運ゲーに終結しない) ③勝負の決着が早い このあたりが人気の秘訣だろうと思います。そんなこんなで、大人気の通ルールですが、人気すぎて通ルールばかりが取り上げられ、その他のルールがイロモノ扱いされているのが実情です。
 
大人気、お馴染みのぷよぷよ通

例えばセガぷよ以降に発売されたぷよぷよ作品には、ほぼほぼ通ルールが収録されています。恐らくですが、新作にも通ルールが同梱していないと売上に影響する(=売れない)と判断されているのでしょう。また、今プロと呼ばれている殆どのプレイヤーは通ルールでの大会や番組の実績でプロになっています。そのほか、ユーザーが投稿しているぷよぷよ系の動画・ブログなどでの解説は、何の前提もなく通ルールの解説となっているものが多いです(ぷよキャンに投稿されている記事は、ややその傾向は幸い弱そうです)。確かに、通ルールは以降の殆どのルールの基盤となっているので基礎的な知識は共通ではあるのですが、その他のルールにフォーカスしたものがあからさまに少ないです。ちょっと前に、ユーザーで発足した某ぷよぷよ団体。「ぷよぷよシリーズ全般を普及させていく~」という旗を掲げたものの、活動自体はほぼ通オンリー。このように通は本当に人気のルールなのです。


■なぜ通偏重になってしまったのか

さて、タイトルにもある「いつまで"通"に依存してんの?」は、公式セガに向けた言葉でもあるし、ユーザーに向けた言葉でもあります。なぜ通がここまで重んじられるのかは、幾人もの識者(笑。要するにぷよぷよおじさん)に話を聞いたことがありますが、諸説あるようです。

以下、識者様たちの推察を幾つか抜粋しました。

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①ユーザーが・・・
プロ発足以前、いわゆる超上級者とよばれる有名プレイヤーが多く存在していたが、殆どのプレイヤーは通を極めても他のルールは積極的にプレイしない。稀に他ルールの大会があるときのみに練習する程度である。影響力のある超上級者が他のルールをプレイしないものだから観戦者側としても通ばかりを見ることになり、それが流行っているように見える。

②公式セガの戦略が・・・
先に書いたとおり、ユーザー内が通ルールで盛り上がっているため、新作から通ルールを外すことが出来なくなっている。公式大会・協賛大会・TV番組など色々な広報・宣伝活動をしてきたのにも関わらず通ばかり取り上げ、他のルールを決して推さない。ぷよテトを使ったスワップルールはやや使われているようだが、この作品はテトリスとのハーフ&ハーフのコラボ作品であり、ぷよぷよシリーズとは言い難い。

③通以外の出来が・・・
そもそも、通以外のルールが対戦ツールとして不向きである
。通の次に人気と言われているフィーバールールは、通と比べればルールが複雑であること、決着が長い(30分間以上かかることも)といったことがある。その他のルールも運要素が強いパーティ系ルールや、シンプルすぎて傍から見て通とほぼ変わらないものが多く、わざわざ通から乗り換える必要がない。セガは通に代わる対戦向けのルールを作るべきである。
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この3つの意見が強かったのを記憶しています。いずれもそんなにズレた内容ではないでしょう。僕も概ね同意見です。


■他のルールも見たい

上記、推察が正しいかどうかはさておき、現在通ルール偏重の世の中にあることは間違いありません。僕の持論は「ゲームは少しづつルールが変わっていくほうが面白い・飽きない」なので現在の状況に少し辟易しているわけです。

基本的にはゲーム側にユーザーがプレイを合わせていくことを僕は期待しているわけですが、それはあくまでユーザーの自由です。一方セガは離反を恐れてユーザー側に合わせてぷよ通を採用する。すると、毎作品ゲーム内に通ルールが入っている訳ですから、ユーザーは更に通をプレイすることになります。この悪?循環の連鎖に潰しを入れるのはなかなか難しいでしょう。

ただ折角、最近はプロだのe-spotsだのというぷよぷよ界の稀に見る盛り上がりを見せているわけですから、通以外のルールも見たい訳ですよ。プロ制度ができた今、公式大会で取り上げれば通以外のルールでもユーザーが合わせてくれるような気がするのですが。ダメですかね?特にプロは(いい意味で)無理やりにでも盛り上げようとしてくれるはずです。もしかしたらメインルールを通から脱却するチャンスの時期かもしれません。
 
多くの新ルールを輩出した名作「ぷよぷよ!!」

■真のぷよプロとは

さて、ここで現在のプロたちの肩書きを思い返して見ましょう。ぷよぷよシリーズのプロライセンス保持者、即ち「ぷよぷよシリーズのプロ」です。決して「ぷよ通のプロ」ではありません。セガが通偏重の方針を続けている間は、プロたちも通偏重で問題ありません。親であるセガから通のプレイを求められているわけですから。ただ、もし今後セガが(ある種、裏切りに近い?)方針転換をし、通ルール以外を推すようになり、各所の大会でそのルールが採用されていったとしたら・・・。現在プロと呼ばれている人たちの多くが焦り始めるでしょう。恐らく、実績を残せず脱落してしまうプロもいるでしょう。
 
セガフェス2018チャンピオンシップでは通ルールを採用

ですが、その時に生き残ることができたプロが真の「ぷよぷよシリーズのプロ」と言っていいでしょう。もしそうなった場合、プロたちにとっては残念ながら禍乱の時期となりますが、僕、いや僕たちは面白くなると思います。
観戦側の人間としては王座がずーっと守られるより、王たちの転落劇の方がバラエティとして面白いでしょう?^^


★おまけ
最後に、ぷよキャン良記事の紹介です。
短気ぷよらーのイライラ対処がテーマの記事です。
自分も短気で、昔はここに書かれているのとほぼ同じ手法で処理をしてきたので非常に共感ができるものでした。

それでは。
更新日時:2018/06/13 03:24
(作成日時:2018/06/13 00:37)
カテゴリ
日記
コメント( 5 )
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JORA
JORA
2018年6月13日 23時12分

3個ぷよ・4個ぷよでスイスイと連鎖組む様子をみせてくれたり、すいちゅうで7連鎖を組んだりといった方向で視聴者を沸かせて欲しいですね…

kimeinu
kimeinu
2018年6月14日 12時27分

稀にそういうの上手な人いるんですがね。へーょまはプロとか。
いずれにせよ人口が少なすぎてアウツ

kemikal
kemikal
2018年12月29日 19時0分

賞金1000万ぐらいで二年後に大会開きますとか言っとけば、そのルールを練習する人が大勢増えるのは必至だろう。

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